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レジェンドOB中山雅史が磐田コーチ就任 「2人に負けないために…」意外過ぎる“ガムシャラプレー”誕生秘話 

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望月文夫

望月文夫Fumio Mochizuki

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posted2021/01/21 11:01

レジェンドOB中山雅史が磐田コーチ就任 「2人に負けないために…」意外過ぎる“ガムシャラプレー”誕生秘話<Number Web> photograph by KYODO

ジュビロ磐田のレジェンドOB・中山雅史がコーチ就任へ

「J2優勝での昇格」に向けて“託された任務”

 今季の磐田の最大ミッションはJ1復帰だが、「J2優勝での昇格」を明確な目標に掲げる。昨年は序盤から徐々に首位争いから遠ざかり、第36節で昇格の可能性が消滅した。波に乗れなかった要因の1つは、得点力不足だと口を揃える。チーム得点数58はリーグ6位だが、引き分けが15試合と1点差での敗戦が6試合で、あと1点あれば状況は大きく好転した試合が多かった。

「ゴンに期待しているのは、メンタル面の強化と得点力の向上だ」という鈴木政一監督は、豊富な経験を指導に生かしてくれることを期待している。それはクラブがチーム作りの方向性として明言している『クリエイティブでアグレッシブな攻撃サッカー』にもつながってくるからだ。

 今回の中山のコーチ就任について、あるTV解説者はその効果をこう断言する。

「昨年の試合を見ても、磐田はシュートが少なく、相手を圧倒するほどの勢いも感じられない。もっとその部分を向上させないと、J2を勝ち上がることは難しい。勝つためには、まずチームに元気すぎるくらいのムードが欲しい。そのお手本が中山さんだと思う。新コーチを見習って変身する選手が一人でも出て来れば、チームは大きく変わるはず。それは日本代表でも同じだと思う。そういう意味でも、日本サッカー界のコーチ中山への視線は熱いものがある」。

 サッカースタイルや記録達成など、常に周囲を驚かせてきた中山。選手から指導者となった今、次はいったいどう周囲を驚かせてくれるのか。すでにJクラブや日本代表の指揮官の条件となるS級ライセンスは取得済みだ。となると、やはり監督への道を進むのか、それとも改めてプレーヤーへと復帰するのか。ゴン中山の動向に目が離せない。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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