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ハーランドは一見、近所の中学生だが…“若き超高速軍団”ドルトムントはバイエルンを倒せるか

posted2020/11/16 06:00

 
ハーランドは一見、近所の中学生だが…“若き超高速軍団”ドルトムントはバイエルンを倒せるか<Number Web> photograph by Getty Images

昨季、ザルツブルクとドルトムントで強烈な輝きを放ったハーランド。若き新星が居並ぶドルトムントは今も魅力的だ

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島崎英純

島崎英純Hidezumi Shimazaki

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 ドイツは新型コロナウイルスの感染再拡大によって、11月2日から全土でレストラン、カフェ、バーなどの飲食店、そして映画館、劇場、オペラ座、コンサートハウスといったレジャー施設が期限付きで閉鎖されました。

 この措置は当面11月末日までで、12月以降は感染状況の推移を鑑みて再判断されるとのことです。3月中旬のロックダウン(都市封鎖)処置に比べると部分的な制限ですが、それでも人数や世帯数を限定した接触制限や不要不急の私的旅行、訪問などの自粛も要請されており、国内には緊張感が漂っています。

 僕の住むフランクフルトも、毎年恒例の冬のクリスマスマーケットが中止になりました。近くの商店街も飲食店はテイクアウトのみで、道行く人々の数も減っています。さらには、またしてもドラッグストアやスーパーに陳列されているはずのトイレットペーパーの棚が空に……。トイレットペーパーが不足する法則は未だによく分からないのですが、皆さん、自宅生活が長くなると頻繁にお尻を拭きたくなるのでしょうか?

ドイツで続く無観客、開催条件も厳しく

 それはさておき、国内プロスポーツのイベントに関しては、制限措置発令後も無観客での開催を条件に実施可能となっています。

 そのため、ドイツ・ブンデスリーガも現状では継続的に開催が予定されています。ただし感染者数増加によってブンデスリーガ各試合の開催条件が厳しくなり、今後は運営人数やメディアの取材人数も制限される見通しとなりました。

 また、試合当日のプレスカンファレンスや記者用のミックスゾーン設置もなくなるため、監督や選手の生の声を拾える機会は限られそうです。

 そんなコロナ禍の最中、11月7日にドイツ・ブンデスリーガのハイライトとも言える「デア・クラシカー」が行われました。

「デア・クラシカー」は日本でも認知されつつあるようですが、英語で言うクラシックは、日本語では古典というよりも「最高水準の」という訳が適切かと思います。

【次ページ】 バイエルンとの対戦成績は厳しいが

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