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ドラフト逆転人生・過去10年の下位指名→出世選手を写真で見る 高梨雄平&佐野恵太の順位は…
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byYuki Suenaga
posted2020/10/24 17:03
数々のドラマが生まれてきたドラフト会議。今年指名される中でプロで大化けする選手は誰か
DeNAの宮崎&佐野、カープは……
(4)宮崎敏郎(2012年ドラフト6位/DeNA)
天才的なバッティングセンスと「ハマのプーさん」の愛称でハマスタを沸かせる巧打者。日本文理大時代には就活で10社以上の企業から採用を見送られたものの、入社したセガサミーでは都市対抗野球で活躍するなど、ドラフト6巡目指名をつかみとった。
(5)佐野恵太(2016年ドラフト9位/DeNA)
メジャー移籍した筒香嘉智の穴を埋めるどころか、4番定着後に即首位打者獲得となりそうな佐野は驚きの9位指名だ。明治大時代の同期には柳裕也(中日ドラフト1位)、星知弥(ヤクルトドラフト2位)がいたが、彼らを追い抜く大出世となった。
(6)中崎翔太(2010年ドラフト6位/広島)
今シーズンこそ負傷で戦線離脱したものの、2016~2018年のカープ3連覇時に締めくくり役としてクローザーを務めていたのは中崎。実はサウスポーの兄・雄太は2008年のドラフト1位指名選手で“兄弟プロ選手”となったが、プロとしての実績は弟が上回る形に。