プロ野球PRESSBACK NUMBER
ドラフト逆転人生・過去10年の下位指名→出世選手を写真で見る 高梨雄平&佐野恵太の順位は…
posted2020/10/24 17:03
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Yuki Suenaga
10月26日、プロ野球ドラフト会議が開催される。複数球団から指名されるドラフト1位の目玉選手に多くの注目が集まるが、プロ野球選手は“入ってから”が本当の勝負である。そんな世界でひっそりとドラフト指名されながら大化けした選手も数多い。ここでは2010年から2019年のドラフト6位以下ながら、各球団の主力にのし上がった選手たちを紹介していこう。
巨人投手陣を支える中川&戸郷
(1)中川皓太(2015年ドラフト7位/巨人)
今シーズン独走してリーグ連覇目前の巨人。昨シーズンから勝ちパターンの一角を担っているリリーフが中川だ。今シーズンも防御率1点台と抜群の安定感を発揮しているが、高校時代は甲子園出場経験なし。東海大でリーグ戦通算16勝1敗の成績を残しプロの道をつかんだ。
(2)戸郷翔征(2018年ドラフト6位/巨人)
今シーズン、広島の2019年ドラフト1位・森下暢仁と激しい新人王争いを繰り広げているのが戸郷だ。高卒1年目ながら昨年のプロ初登板を経ての2020年、先発ローテーションに抜擢されるとすでに8勝。聖心ウルスラ学園時代には夏の甲子園にも出場している。
(3)岩崎優(2013年ドラフト6位/阪神)
岩崎は今年4年連続で2桁ホールドをマークするなど、阪神自慢のリリーフ陣に欠かせないサウスポーだ。サッカー強豪で知られる清水東高校から国士舘大学に進み、東都2部でリリーフとして実力を磨き上げてタイガースに6位指名された。