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“J7”南葛SCで選手兼デザイナー?
楠神順平が語る葛飾と川崎への愛。
text by
いしかわごうGo Ishikawa
photograph byTakehiko Noguchi
posted2020/07/16 20:00
南葛SCで新たな夢に向かい始めた楠神順平。サッカー人生はこれからも続く。
人生を賭けるじゃないけれど。
ホームタウンである葛飾区の四ツ木駅や京成立石駅付近にはキャプテン翼の看板や銅像がいくつもあり、すでに町のシンボルとなっている。地域に根ざした活動と、世界的なコンテンツである「キャプテン翼」を活用したグローバルな活動の両輪が回り始めれば、これまでにない新しいJクラブの形を示せるポテンシャルを秘めている。
7月19日。東京都1部リーグがいよいよ開幕する。レギュレーションが変わり、厳しい挑戦が待ち受けているが、目指すは1つだけだ。
「チームが勝つことが大事だし、昇格するためにやらないといけない。プレッシャーはあるけど、幸せなことですよね。人生を賭けるじゃないけど、そこまで熱くなれることはなかなかないですから」
楠神順平32歳。サッカーボールと歩んできたサッカー人生は、まだまだ終わらない。