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ネイマールのピークは過ぎたのか?
PSGをCL制覇に導かないと批判必至。

posted2020/06/27 18:00

 
ネイマールのピークは過ぎたのか?PSGをCL制覇に導かないと批判必至。<Number Web> photograph by Getty Images

パリの地に戻ったネイマール。他国ビッグクラブが過密日程の中、PSGは国内カップ戦とCLに絞れるだけにチャンスなのだが……。

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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 3月中旬、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で欧州のほとんどの公式戦が延期され、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン=以下、PSG)は母国へ戻った。

 以来、リオ郊外の別荘で専属トレーナーとトレーニングを積み、6月中旬、フランスへ帰還。22日からのチーム練習に参加している。

 7月24日にフランスカップ決勝(対サンテティエンヌ)、31日にフランスリーグカップ決勝(対リヨン)が予定されており、8月12日からリスボンで集中開催される欧州チャンピオンズリーグ(CL)終盤戦となる準々決勝から決勝までの戦いに臨む。「この3カ月間、理想的な練習ができた」と胸を張り、「欧州CLで歴史を作りたい」と意気込む。

 昨シーズン、キャリア最悪と思われる時を過ごしたこの男は、はたして本当に“復活”を遂げることができるのか――。

東京ドームの2倍余りの別荘で。

 ネイマールの自宅はサントス郊外にあるが、リオ郊外にも1万平方メートルの壮大な別荘を有する。最新の器材を揃えたフィットネスジム、フットバレーもできる砂場のコートやマッサージ室、治療室にジャグジー、プールなどを備え、外へ一歩も出ることなく存分にトレーニングを積むことができる。

 専属トレーナーのリカルド・ローザは、2009年にネイマールが17歳でデビューしたときのサントスのフィジカルコーチで、以来10年以上、彼の体調管理に携わってきた。

 2013年5月にネイマールがサントスからバルセロナへ移籍すると、翌年から専属トレーナーとなってバルセロナへ同行。2017年に彼がPSGへ移籍すると、やはり一緒にパリへと渡る。以後、PSGとブラジル代表のフィジカルコーチも務めている。

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