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板倉滉は全てをポジティブに変える。
「律が行って、次はオレの番だぞ」

posted2020/06/10 07:00

 
板倉滉は全てをポジティブに変える。「律が行って、次はオレの番だぞ」<Number Web> photograph by AFLO

マンチェスター・シティからのローンでフローニンゲンに所属する板倉滉。ここに長く留まるつもりは毛頭ない。

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了戒美子

了戒美子Yoshiko Ryokai

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 今や日本人選手の欧州における主戦場はドイツではなく、オランダもしくはベルギーだ。多くの若手選手が切磋琢磨しながら4大リーグなどへのステップアップを目指す、欧州チャレンジのスタート地点にもなっている。
 そのオランダ、ベルギーの両リーグは、新型コロナの影響を受けともに今季の打ち切りを決めた。オランダの場合、発表されたのは4月24日でちょうど東京五輪の1年延期が決まった1カ月後だった。リーグ戦8試合を残し、優勝や昇格降格はナシ。そんな、前代未聞の事態を選手たちはどう受け止めているのだろうか。
 マンチェスター・シティからのローンでオランダ・1部リーグのフローニンゲンでプレーし、五輪代表候補でも主力センターバックである板倉滉に、今季のこと、コロナのこと、五輪への思いを聞いた。

 現在は各クラブが練習を再開させているオランダだが、3月に政府が大規模イベント禁止を決定したことによりリーグ戦は中断され、クラブの活動は一旦休止していた。

 板倉は、この休止期間の1カ月程度日本に帰国し、リーグ戦打ち切りが発表されたのちの5月上旬にオランダに戻った。来季以降の動きは見えなくとも、チーム練習が再開されたからだ。

――日本に一時帰国して、その後オランダに戻ったとお聞きしました。

「オランダに戻って、試合はないのに練習していますね。来季まで間隔が空きすぎちゃうからチームに戻ってこいと言われました」

――3月8日のPSV戦を最後にリーグ戦が行われていないわけですが、3月中はどのようにされていたのですか?

「オランダで、コロナの状況がここからどうなっていくか様子を見てクラブの方針決定を待っている段階で、ほぼ家にいました。チーム練習はなくなって、メニュー出されて外に走りに行くくらいでしたね。

 だから、もうずっと中山雄太(PECズヴォレでプレー、五輪代表チームの主将でもある)に家に来てもらってました。彼はうちから車で1時間くらいのところに住んでいて、実は今日も今から来るんです(笑)」

【次ページ】 サッカーができない焦りもさほどなし。

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