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投高打低の1年だったオリックス。
西村新監督体制でブレイク候補は? 

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米虫紀子

米虫紀子Noriko Yonemushi

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photograph byKyodo News

posted2018/12/28 10:30

投高打低の1年だったオリックス。西村新監督体制でブレイク候補は?<Number Web> photograph by Kyodo News

ファン感謝デーで新ユニフォームを着用した(左から)山本由伸、吉田正尚、山岡泰輔。新たなチームの顔となれるか。

「アグレッシブ」がテーマ。

 秋季キャンプの紅白戦で山崎颯の登板を見た西村徳文監督は、「ちょっと球のばらつきがあるけれど、年齢的に若いしあの体格なので、小さくならないように。そこだけは気をつけて、大きく投げながら、制球力をつけていってもらいたい」と課題と期待を口にした。

 オリックスは22年間という、12球団で最も長い間、優勝から遠ざかっている。過去4年間はCSにさえ進出できていない。

 その流れを変えるべく新指揮官に就任した西村監督は、「アグレッシブ」をテーマに掲げた。秋季キャンプでは、紅白戦などで失敗を恐れない積極的な打撃や走塁が多く見られた。

 その姿勢を、シーズン開幕後も貫けるかどうか。“新戦力の台頭”と“積極性”。それが2019年のキーポイントになりそうだ。

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