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内田篤人と昌子源、クラブ関係者が
クラブW杯で感じた鹿島と世界の差。 

text by

寺野典子

寺野典子Noriko Terano

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posted2018/12/25 12:00

内田篤人と昌子源、クラブ関係者がクラブW杯で感じた鹿島と世界の差。<Number Web> photograph by AFLO

レアル戦以上にリーベル戦の大敗は鹿島にとって屈辱だったかもしれない。しかしこれをバネにしてこそ常勝軍団だ。

ジーコの存在が基盤にあるから。

 では、鹿島アントラーズはどうか。ジーコの存在、思想はクラブの「カルチャー」であり、DNAの基盤となり、今も受け継がれている。

 2018年、25周年を機にクラブの核を再確認するため、ジーコをテクニカルディレクターとして招聘した。

「今の多くの選手たちにとって、ジーコの存在は誰かから教えてもらうだけのものだった。でも、実際ジーコが来て、ミーティングで話すのを聞くだけで大きく違う」と鈴木満強化部長は語る。

 クラブとしても生まれ変わろうとしている機運のなか、世界のトップを知ることができたクラブW杯が、鹿島アントラーズにとってもターニングポイントになってほしい。

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大岩剛

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