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ラグビーW杯前年最後のロシア戦へ。
世界が警戒を深めるジェイミーJ。
text by
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph byNobuhiko Otomo
posted2018/11/21 16:30
名門チェルトナム・カレッジ(1841年創立)のグラウンドで練習していた日本代表の面々だが……地面が斜めだった!?
手の内を隠しておきたいが……。
さらに、ロシア戦の1週間後にはトップリーグが再開する。
優勝を目指すチームにとっても、入れ替え戦回避を目指すチームにとっても、一番大事な試合がすぐにやってくるというハードな日程だ。
もちろん、ここまで出場機会の少なかった選手にも経験を積ませ、彼らが来年のワールドカップに向けたスコッド最終候補に残りうるのか、ポテンシャルを見極める作業もある。
来年のワールドカップを考えれば手の内を隠しておきたい。ロシアだけでなく、本大会で同組となるアイルランドやスコットランドも当然偵察を送り込んでくるはずだ(エディーはワールドカップ1年前のこの時期にはもう手の内隠しを始めていた……)。
いくつもの難しい要素を抱えて、ジェイミージャパンは、2018年最後のテストマッチに臨もうとしている。