来年の凱旋門賞に世代の3強が揃うかも？

　プレビューでつけた印を振り返ると、1着サトノダイヤモンドが○、2着レインボーラインが▲、3着エアスピネルが△、4着ディーマジェスティが◎だった。知人から「ありがとう」とメールが来たが、「おめでとう」とは書かれていなかったので、私が馬券を外したことをわかっていたのだろう。言い訳はしたくないのだが、もし当日パドックを見てから印を変更できたなら、◎と○を逆にしていたと思う。

　サトノダイヤモンドの次走は有馬記念か。来年は凱旋門賞を目指すプランもあるようだ。

　池江調教師の夢は、父の池江泰郎元調教師が管理したディープインパクトの産駒で凱旋門賞を制し、勝ち馬の関係者がレース後コースを凱旋する馬車に父と一緒に乗ることだという。それを現実のものにしても不思議ではない飛び抜けたものを、ジンクス破りのこの馬は間違いなく持っている。

　今年参戦したマカヒキも、さらにディーマジェスティもフランスへ、となれば、凱旋門賞で日本の最強世代の3強対決が実現するかもしれない。ファンとしての勝手な願望だが、世界最高峰に手が届くのは、そういうときのような気がする。