“ユース教授”のサッカージャーナルBACK NUMBER
インハイ決勝、市船が死闘を制す。
攻勢の流経柏が感じた「怖さ」とは?
text by
安藤隆人Takahito Ando
photograph byTakahito Ando
posted2016/08/03 17:30
主将の杉岡らを中心に歓喜を爆発させる市立船橋イレブン。プレミア、選手権の3冠への挑戦権を手に入れた。
プレミア、そして選手権予選決勝でリマッチを。
だからこそ、試合を重ねるごとに青と赤の『全国ナンバーワンのライバル決戦』は熱く燃え上がる。
次なる対戦は10月1日のプレミアイースト第15節。そして、5度目の対戦は両者が選手権千葉県予選決勝まで勝ち上がれば、実現する。
4度目の戦いは優勝争いに残りたい市立船橋と、残留を果たしたい流通経済大柏のモチベーションがぶつかり合う戦いとなり、5度目の戦いは3年生にとって高校最後であり、最大のメインイベントである全国高校選手権の出場権を争う戦いとなる。どちらも闘志むき出しの戦いになることは間違いない。
3戦連続1-0の息もつかせない熱戦は、いよいよエピローグに入って行く。果たして、彼らはどんな成長の跡と激闘を見せてくれるのか。まずは10月1日が訪れるのを楽しみにしておこう。