NumberWebスクエアBACK NUMBER
「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2012年重大ニュース!【サッカー編】
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byRyosuke Menju/JMPA
posted2012/12/31 08:01
ロンドン五輪の男子サッカー準々決勝で、エジプト相手に3-0で快勝した関塚ジャパン。写真は2点目をダイビングヘッドで決めた吉田麻也のゴールパフォーマンス。
香川真司、マンチェスター・ユナイテッドへと移籍。
2011-12シーズン、ブンデスリーガで13得点、9アシストを記録。ドルトムント優勝の立役者となった香川真司が、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍。世界有数のビッグクラブへのステップアップを果たしました。
●マンUの香川真司は、ゴールorアシスト、どちらでより活躍するか?
http://number.bunshun.jp/articles/-/235285/feedbacks
マンUにおける香川のポジションは、中盤をダイヤモンド型にした4-4-2のセンターMF。アシストだけでなく、自らの得点もねらえる位置です。
ポジションがセンターの1.5列目と仮定すれば、当然ゴールが求められる。香川のすごさはファーストタッチのボールの受け方にあると思います。相手DFの届かないところにボールを置き、トップスピードにすぐなる。結果として、DFを振り切り、GKと1対1に近い状況を作り出す。この状況でゴールとアシストのどちらを選択するかといえば、ゴール以外に考えられないでしょう。ただ、ファーギーがサイド(左?)で使う可能性もあると思います。その際は、アシスト中心となるでしょう。けど、日本代表で香川が苦戦しているように、香川が最も生きるのはトップ下だと思う。よって、ゴールです。(JOEさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/11927
勿論期待するのはゴールだけど、結果的にはアシストが上回るんじゃないでしょうか。課せられるポジションや周囲の選手起用によって、結果は大きく左右されると思いますが、ポストプレーもこなしてくれるルーニーからはアシストを頂戴出来るかもしれませんが、ウェルベックやチチャリート辺りにはアシストを要求されるでしょう。それとギグスやキャリックからの攻撃の構築ではトランジットとなる役割が与えられるだろうから、やはりフィニッシュまで届く前に確実性を優先してアシストすることが増えそうな気がします。香川がどういうタイプか、周囲が理解すれば、その結果としてゴールシーンも増えるでしょう。後は、いくら現代的パスサッカーに進むとはいえ、プレミアはカウンターや中距離からの攻撃も多く、ペナルティエリア内でこそ真価を発揮する彼にとっては、まずドルトとは違うことを彼自身が認識することが先決でしょう。(とらかぶとさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/11881
ゴール、アシスト、きっちり50%ずつに意見が分かれました。マンUでの公式戦デビューとなった8月20日のエバートン戦にトップ下でフル出場。本拠地お披露目の第2戦、フルアムFC戦で勝ち越し弾となる初ゴールを決め、勝利に貢献しました。その後左膝を負傷し、出場機会は減少してしまいましたが、新年からの巻き返しに期待がかかります。