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「言わせろ!ナンバー」で振り返る、
2012年重大ニュース!【サッカー編】  

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posted2012/12/31 08:01

「言わせろ!ナンバー」で振り返る、2012年重大ニュース!【サッカー編】 <Number Web> photograph by Ryosuke Menju/JMPA

ロンドン五輪の男子サッカー準々決勝で、エジプト相手に3-0で快勝した関塚ジャパン。写真は2点目をダイビングヘッドで決めた吉田麻也のゴールパフォーマンス。

20周年を迎えたJリーグ……ガンバ大阪がついにJ2降格。

 20周年のメモリアルイヤーを迎えたJリーグは、サンフレッチェ広島の初優勝で幕を閉じました。その一方、強豪ガンバ大阪は初のJ2降格の憂き目に。ともにJリーグ発足当初に加盟した創生10クラブ「オリジナル10」。さらに新監督を迎えたチームと共通項がありますが、結果は天国と地獄に分かれました。

20年目のJリーグ、監督交代が吉と出るチームは?
    http://number.bunshun.jp/articles/-/198821/feedbacks

広島。ペトロヴィッチ氏がチームの土台を築き上げ、飛躍させたのは間違いないが、一昨年終盤辺りからどうもマンネリ化が否めませんでした。氏の頑なな性格と、徐々にスタメンが固定化されて行った事が招いたのでは? という気もします。年俸の事を考えても変え時だったかもです。新監督の森保氏は、ペトロヴィッチ氏のもとでコーチ経験もあり、これまでのサッカーを分かった上で、さらに上積みが出来るのではと思ってます。U-19、U-20代表のコーチや新潟でヘッドコーチを務めるなど順調にキャリアも積んでますし、期待しています。(ワンタンさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/9994

 就任1年目で見事優勝をつかんだ森保監督に注目していたのは、ワンタンさんただひとり。その慧眼には感服するばかりです。一方のガンバは公式戦に5連敗したセホーン監督を解任。J1リーグ戦に限れば、初采配からわずか3戦での解任は、Jリーグ発足以来史上2番目の早さでした。

ガンバ大阪、セホーン監督解任は早すぎる!?
    http://number.bunshun.jp/articles/-/210862/feedbacks

万博や他会場に足を運び、選手到着時点からハーフタイムを挟んで試合をきちんと見ている従来からのファンにとっては、タイミングやメンバーともに納得の解任だと思う。問題点は、指揮官の戦術的な面だけではない(もちろん、一番大きなウエイトを占めているが)。個人的には、親しみを感じる監督であったが、いいかえれば「ただそれだけ」でもあった。解任せずに立て直すにしろ交代させて立て直すにしろ、同じ期間を要するのであればやり方を変えられる交代のほうが効果は出るだろう。だから、早めのこのタイミングは適切だと考える。西野監督の後任選びに失敗していたのだから、現体制でいい結果が出れば継続もありえたが、強化本部長の辞任とセットで、及第の対応ではないかと思う。もともとガンバは、監督選びでは西野監督要請以外ほぼすべてのケースで失敗してきたといって過言ではないクラブであることをお忘れなく。(COROさん)
http://number.bunshun.jp/feedbacks/10497

 J1リーグ戦に限れば、初采配からわずか3戦での解任を「早すぎる」と見た方にも、「遅すぎる」と判断した方にも、編成・フロントの不手際を指弾する声が目立ちました。ガンバOBの松波正信氏が後任の監督に就きましたが、ガタガタに崩れたチームを建て直すことはできず、クラブ史上初のJ2降格となってしまいました。

 チームの柱である遠藤保仁は、現段階ではチーム残留を表明していますが、J1よりも試合数が増えて日程的にはハードになるJ2でのプレーは、日本代表での活動にも少なからず影響を与えそうです。W杯が視界に入る2013年は、海外、国内ともに激しい戦いがつづくことは間違いありません。来年も引き続き、「言わせろ!ナンバー」であなたの卓見をお聞かせください!

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