ロンドン五輪EXPRESSBACK NUMBER
目標としてきたブラジルを倒せるか?
眞鍋ジャパン、準決勝の勝機を探る。
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byKaoru Watanabe/JMPA
posted2012/08/09 13:00
1984年ロサンゼルス五輪の銅メダル以来となる、28年ぶりのメダル獲得に挑む眞鍋監督。
中国に勝ったからといって、油断は一切無い。
予選ラウンドではミドルブロッカーの大友愛の移動攻撃が存在感を発揮し、準々決勝では木村沙織、江畑幸子の両エースが爆発した。
ミドルとサイドの両方が噛み合えば、日本の攻撃はさらに厚みを増すことになる。
チームは準々決勝の8月7日に照準を合わせてきたが、そこをクリアしたからといって、達成感も安堵感もまったくないと指揮官は言いきった。
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「大きな山は越えましたけども、最終目標は金メダルだとみんな思っていますから。すごい緊張感で練習しています」
悲願の五輪メダルをかけて――。
眞鍋ジャパンが残り2戦に4年間のすべてをぶつける。
