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【動画】「大迫さんに憧れちゃいけない」今江勇人と嶋津雄大が語る“箱根駅伝より全身全霊”ニューイヤー舞台裏と躍進GMOの内情「青学勢、最初は怖かったけど…」《異色エース対談》
恒例の◯×札を使って25個の質問に回答するコーナーでは、競技から私生活のことまで幅広いテーマに応じてくれたのですが、メインの話題は、何と言ってもニューイヤー駅伝。「今年のニューイヤー駅伝は会心の走りだった?」という質問には、2人とも迷わず○を上げました。

2年連続で最長区間の2区を任された今江選手は、1区の吉田祐也選手からトップと2秒差の4位でタスキを受けると、すぐさま先頭へ。「自分が予定していたラップを刻むことだけに集中していた」と、後ろを一度も振り返らずにトップをひた走ります。富士通・鈴木健吾選手、トヨタ自動車・鈴木芽吹選手、九電工・赤崎暁選手、GH・近藤幸太郎選手など各チームのエース級が勢ぞろいする中で、区間2位タイと快走をみせました。
それでも、池田耀平選手(Kao)には区間賞争いで負け、悔しさがあったと言います。
「ベルリンマラソンで日本歴代2位のタイムをだした池田選手とは15秒以上の差がある。会心の走りをしたと言いつつ、その悔しさや足りない部分を忘れずに、今年も頑張らなきゃいけないと思いました」
箱根駅伝にはまったく縁がなかった今江
その力走を見て、奮起したのが6区を走った嶋津選手でした。
「今江さんがハイペースで突っ込んでいるんだったら、俺もいかないとダメだと思って……。今江さんの走りに勇気をいただきました」
ルーキーイヤーの前回、アンカーを任された嶋津選手は、4位でタスキを受けながらも、区間29位と苦戦し8位まで順位を落としていました。今回はその雪辱を期した舞台。しかし、タスキを受けたのは前回と同じ4位。1年前の悪夢が頭をよぎりそうなものですが、今江選手も「絶好調だった」という嶋津選手は、強い向かい風をものともせず、区間2位に20秒もの大差を付ける区間賞の活躍を見せました。

箱根駅伝に関して、2人はそれぞれで全く異なるキャリアを歩んできました。箱根駅伝で母校・創価大学の飛躍の象徴となった嶋津選手、国立の千葉大大学院出身で箱根駅伝にはまったく縁がなかった今江選手。青山学院大学や駒澤大学などの強豪校出身ではないのに、ニューイヤー駅伝でエース級の走りをしているという、異色のキャリアの持ち主です。いわば「異端」から「王道」に乗ってきた2人です。
- 「子どもの頃から箱根駅伝にあこがれていた」
- 「箱根駅伝で『ここを走ってみたかった』という区間がある」
これらの質問の答えを深掘りしていくと、納得感のある長距離ランナーの考えが浮かびあがり、駅伝やマラソンの奥深さが垣間見えました。
また「自分の方がストイックだ?」という質問では、互いにリスペクトし合う一面を覗き見ました。その流れで「チームで最もストイックな選手は……?」とぶつけると、2人の意見は一致。それはマラソンで活躍する“あの選手”でした。
近所に住んでいるという2人。キャプテンでもあり芯の通った今江選手が、言葉に独特の勢いがある嶋津選手を温かく、時に苦笑しながら見守るというのが基本構図ですが、関係性の良さがトークから伝わってきました。

動画ではほかにも
- 「ゾーン」に入ったレースはいつか?
- 青山学院大出身者が多いチームの雰囲気
- 嶋津選手が回答を躊躇した「推し」とは?
- よく練習をともにしている大迫傑選手はどんな存在か
- 今江選手が「食べたい」とリクエストした嶋津選手の手料理
- 思い描く「意外すぎる」セカンドキャリアとは
対談後にお互いを撮影したものと2ショットをセットにしたサイン入りチェキもNumberPREMIER会員にプレゼントします。こちらのページからご応募ください。(収録:2025年1月22日)

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◆出演者プロフィール
今江勇人 Yuto Imae
1998年、宮城県生まれ。千葉大学大学院時代は3000mSC中心に活躍。GMOインターネットグループに入社してから飛躍的に記録を伸ばし、自己ベストは1万mが27分42秒65、ハーフマラソンが1時間0分33秒。チームのキャプテン。
嶋津雄大 Yudai Shimazu
2000年、東京都生まれ。創価大学では箱根駅伝で無類の勝負強さを発揮。2年時の10区、4年時の4区でそれぞれ区間賞を獲得して、2021年の往路優勝など大学の飛躍に大きく貢献した。ミズノのシューズを愛用することでも知られる。
プラン紹介
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※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
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