記事を
ブックマークする
【インタビュー】「幸せな悩みでした」「裏切った感も」戸崎圭太がダノンデサイルを選んだ理由と横山典弘との会話「僕からお願いして…」《有馬記念連覇へ》
連覇のかかるレガレイラか。それとも、ドバイシーマクラシックで、のちに「レーティング世界一」となるカランダガンを下したダノンデサイルか。
どちらに乗るのか注目された戸崎圭太は、ダノンデサイルとのコンビで'25年12月28日の第70回有馬記念に臨むことになった。
「ファン投票で1位になったレガレイラの人気も強さも、もちろんわかっていますので、幸せな悩みでした」
そう話す戸崎とダノンデサイルのコンビは、前走のジャパンCで3着に敗れた。
「パドックで跨ったとき、状態はいいと感じました。テンションが上がることがあるので気になっていたのですが、返し馬でも落ち着いていました。レースプランとしては、馬ごみにいるほうが集中力が増すイメージがあるので、そうなればいいな、と」
道中は天皇賞・秋を勝ったマスカレードボールの内につけ、プランどおり他馬に囲まれる形にすることができた。
「ただ、1、2コーナーから向正面にかけては力んで走っていました。そのぶん、最後の爆発的な伸びにつなげることができなかった。あそこで折り合っていいリズムで行っていれば、直線に入って最初に開いた進路から突き抜けていたと思います。でも、やはり伸び切れなかったので、もう一回進路を変える形になってしまいました」
カランダガンがマスカレードボールとの叩き合いを頭差で制し、2分20秒3の世界レコードで優勝。ダノンデサイルは2頭から2馬身半離された。
「すごく悔しかった。カランダガンは一度負かしていますし。だからこそ、向正面までの力みをもう少し何とかできなかったかな、と。それでも3着ですから、あらためてデサイルの強さを確認しました」
プラン紹介
「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
この連載の記事を読む
記事


