日本を代表する長距離ランナーであり、かつ誰もが認めるライバルである相澤晃選手と伊藤達彦選手をお迎えしたNumberPREMIERトークライブは、時に笑いに包まれ、時に真剣な眼差しでの語りが続くという、とても充実した時間になりました。
話題は多岐に渡りましたが、この2人をお呼びして避けて通れないのが、4年前、2人が2区で名勝負を繰り広げた箱根駅伝です。
「もう一度箱根駅伝を走るとしたら2区を希望する?」という質問に、伊藤選手は「◯」、そして相澤選手は「×」という答え。相澤選手が希望するのが、まさかの「5区」でした。その理由についてはそれぞれこう教えてくれました。
「箱根は3回走っているんですけど、2区しか走ってないんで。やっぱり思い入れがありますね。今走ったら懐かしい気持ちとかになるかなぁと」(伊藤)
「元々は5区への憧れがあったんですけど、東洋大で競技をやっていくうちに『やっぱり2区がエース区間だ』と思うようにはなったんです。でも、やっぱり新聞の一面だったり、目立つのは5区じゃないですか。往路優勝のゴールテープを切れるし」(相澤)
ライバルが語る山上りに憧れる理由を聞いた伊藤選手は首を捻り、「僕は5区への憧れはなかったですね。ただキツそうだなぁとしか思いません」と苦笑。
相澤選手に大学4年時だったらどれくらいのタイムで走れたか尋ねると、悩みつつも「脚の馬力があるタイプなので、71分台、いや、あの年に東洋で走った宮下(隼人)と同じくらいでは走れたと思います」との答え。ちなみに、この年の宮下選手は1時間10分25秒で区間賞を獲得しています(!)。相澤選手の5区を見てみたかった気もしますが、そうすると2区でのあの激走は実現しなかったことになってしまいます。
あの2区について、伊藤選手が思い入れを明かしてくれました。
「箱根駅伝の2区の対決があったからこそ、今でもこうやって僕らに注目してもらえるんだと思います。今年のニューイヤー駅伝でも取り上げてもらえましたし。だからすごいありがたいですね」
これには相澤選手も「ほんとそうだよね」と大きく頷いていました。
箱根駅伝の話は、時にランニングフォームについての話にも展開。そこではこんなやりとりも生まれていました。
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伊藤 (相澤選手の)フォーム、綺麗だと思います。僕、真似してましたからね、大学4年の時は。
相澤 えっ?
伊藤 練習で相澤のように腰高で走ろう、って。相澤が速いんで、真似しようって。だから、箱根駅伝(2区)で競れたかもしれないですね(笑)。
相澤 初めて聞きましたね。
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対談ではほかにも…
●お互いの共通点と全く違う部分
●一緒だった欧州遠征中に相澤選手が伊藤選手に教えた本について
●現時点で2人がロードよりもトラックを走るのが好きな理由
●1万mで目指すパリ五輪への具体的な道程
●大迫傑に憧れる理由
●どんなタイプのマラソンランナーになりたいか
●いま「推している」アーティストについて
●「ランニングデート」と呼ばれることへの意外な感想
など、多岐にわたるテーマについて語っています。
約90分のトークには2人の人間的な魅力が詰まっており、またトップランナーとして戦うからこその「友情」を感じることができました。ファン必見、ぜひお楽しみください。
なお、この対談終了後に2人を撮影、そしてお互いを撮影しあった「サイン入りチェキ」3枚セットを会員限定で2名様にプレゼントします。
チェキはこちらのページからご応募ください。応募の〆切は2月14日23時59分です。
《配信画面は以下に表示されます》
◆概要
出演: 相澤晃(旭化成)、伊藤達彦(Honda)
MC : 涌井健策、藤井みさ(NumberPREMIER)
収録日:2024年2月1日
※視聴するには、「NumberPREMIER」の会員になる必要があります。特大キャンペーン中につき、2月14日までのお申込みで「初月300円」と大変お得。この機会をお見逃しなく!
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※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています