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「気づいたら20km、みたいな」マラソン・小林香菜が語るゾーン、冷蔵庫の中身、そして石川佳純に相談した練習量「まだ自分自身の伸びしろがつかめてない」《対談連載》
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石川 2025年は9月に世界陸上東京大会にも出場されて、忙しい1年だったと思います。あらためて女子マラソン7位入賞、おめでとうございます!
小林 ありがとうございます!
石川 初めて出場する世界の大舞台、走ってみていかがでしたか。
小林 代表に選んでいただいたときは、本当に走り切ることができるのだろうかと半信半疑でした。でも、代表決定からあっという間に半年が過ぎて、気づいたら本番が来たという感じで。プレッシャーもありましたが、レース自体は楽しかったですし、何より沿道からのみなさんの応援が本当に心強かったです。
石川 私もテレビに張り付いて応援していました! 堂々とした走りに見えましたが、レース前はやはり緊張しましたか?
小林 当日はいい意味で雰囲気にのまれていて、不思議と緊張しなかったんです。それよりもレース直前まで過ごしていたナショナルトレーニングセンターで、男子100mの桐生(祥秀)選手や女子やり投げの北口(榛花)選手をお見かけしたときの方がめちゃめちゃ緊張しました。
石川 同じ陸上競技の選手でも普段はあまりお会いすることはないんですか。
小林 長距離の選手はレースで一緒になることもありますが、短距離やフィールド競技の選手とは、もう別の競技なんじゃないかというほど会う機会がないですね。
石川 意外! 世界陸上前はかなりハードな練習を積んで本番に挑んだそうですね。
小林 もともと私はあまり自信が持てず、レース前に不安を感じるタイプなんですが、世界陸上は“これだけ練習を重ねてきたんだからきっと大丈夫!”と無理やり自信にした感じでした。
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