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【動画・後編】「北海道にリングを増やしたい」折茂武彦社長が語る“バスケ哲学”とクラブの極寒原点「廃校の体育館でコービーのお父さんと…」《レバンガ北海道特集②》

 Bリーグの魅力と現在地、そして伸びしろを深掘りする連載「Basketball Boice」。レバンガ北海道編の第2弾は、折茂武彦社長。レラカムイ北海道時代の苦労話や、小川嶺氏へのオーナチェンジへ込めた思い、北海道のバスケットボールをもっと盛り上げるために必要なこと。余すところなく語ってもらった。
 ロングインタビューを前編・後編の2本立てでお届け。特集第1弾の桜井良太GM折茂社長前編は配信中。近日中に、関野剛平選手、島谷怜選手のインタビューも公開予定だ。

 折茂武彦社長がレラカムイ北海道に移籍したのは2007年のことだ。実業団だったトヨタ自動車アルバルク(現・アルバルク東京)の社会人選手から憧れのプロ選手になり胸を躍らせる中、スタッフに案内された練習場所はなんと、廃校になった高校の体育館だった。

「冬に室内の気温がマイナス8度って、僕の人生では初めてのことでした。ヘッドコーチだった、コービー・ブライアントのお父さん(ジョー・ブライアント)が『今日は寒すぎる。とりあえず、みんなでファミレスでコーヒー飲んだ方がいいんじゃないか』と、よく言ってましたからね」

 今となっては笑い話だが、決まった練習場所がないため札幌市内の体育館やジムを転々とするため移動時間も多く、体を休める時間も十分とることができない環境だった。何不自由ない練習施設を持つトヨタとは真逆の過酷さだ。チケットを売るために、駅前でビラ配りをしたこともある。

桜井GMの引退試合で記念写真に納まる折茂社長(右から2番目)©B.LEAGUE
桜井GMの引退試合で記念写真に納まる折茂社長(右から2番目)©B.LEAGUE

 その後、経営難に陥ったレラカムイ北海道に代わるプロバスケットボールチームとしてレバンガ北海道を立ち上げたのは選手だった折茂だ。ともにトヨタ自動車からレラカムイに移籍し、苦労を重ねてきた桜井良太(現GM)は折茂社長の引退間際、遠征先のホテルを見上げてこんなことをつぶやいたという。

「僕たち、こんないいホテルに泊まれるんですね」

 折茂社長がしみじみ振り返る。

「それぐらい厳しい環境でやってきたので、オーナーチェンジの時はそういった選手の練習環境など、条件面を含めて小川オーナーにお願いしました」

 07~08年シーズンの開幕戦で満員のホーム会場に感激して以来、折茂社長は強い思い入れを持ってレバンガ北海道に携わってきた。引き続き経営に参画するとはいえ、オーナーの立場を手放すのは難しい決断ではなかったのだろうか。

「レバンガ北海道としてまたステージに上がる1つのきっかけでもあるというふうに思っていたので決断は早かったですね。僕にはクラブをどうにかしなければいけないという目的があったからです」

北海道の持つ大きなポテンシャルとは?

 動画では次のようなトピックについても語ってもらっている。

  • 新オーナー候補は他にも…?
  • 北海道の持つ大きなポテンシャル
  • ダメな子ほどかわいい?
  • 子どもたちのためにゴールリングを
  • 「ビジネス先行」に危機感も
  • 日本バスケの未来「鍵は日本人選手育成」と語る理由

 レバンガ、そして北海道への思いが溢れる折茂社長のインタビュー後編、ぜひご覧ください。(11月28日取材)

※動画配信画面は、NumberPREMIERにご入会いただき、ログインすると本ページ上部に表示されます。

 

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photograph by Asami Enomoto

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