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【試合にでる英単語】「drive=運転する」がスポーツ文脈だと、どんな意味に?…その裏には日米の「責任感」への考え方の違いも

2024/02/05

 広大なアメリカでは、自動車なしでは生活が成り立ちません。運転免許も16歳で取得できますから、高校入学と同時に両親から中古車をプレゼントされる、というシーンも一般的です。日本の自転車程度という感覚かもしれません。車を持つと、日本とは比較にならないほど活動範囲が拡がります。運転席に座り、ハンドルを握ることは大人への第一歩といえるでしょう。

 ですから“drive”はただ「運転する」というだけではなく、「自らの運命を自分の手で制御する」というニュアンスを含んでいます。

 スポーツでは様々な場面で“drive”が出てきますが、今回特に覚えてもらいたいのは、例文で紹介した“sit in the driver's seat”という慣用句。直訳すれば「運転席に座る」ですが、「決定権を持つ」や「責任ある立場にある」などと訳されます。つまり自分の手で「運命を制御できる」局面にあるということです。

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