今回紹介する“slash”は、日常生活では「/」(スラッシュマーク)で馴染み深いですよね。スポーツで“slash”というと、たとえばバスケで積極的にリングにドライブしていく選手を“slasher”と言います。これは相手陣を切り裂く(=“slash”)様子から。“cut”も「切る」ですが、鋭利な刃物でサッと切るような、より攻撃的なニュアンスなのが“slash”です。
MLBでは、打者のスタッツを示す際、必ず「打率/出塁率/長打率」の順に、「/」で繋いでいきます。この3項目の並びを“slashline”といいます。それだけこの3つの数字が重視されているのです。例文のように“slash”を「~という“slash line”を記録した」という動詞として使うこともあります。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Nanae Suzuki