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甲子園名門「プロ野球で大成しない説」は本当か? 明徳義塾と智弁和歌山のナゾ…NHK解説者にズバリ聞いた“昔の定説”が生まれるまで
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岡野誠Makoto Okano
photograph byJIJI PRESS
posted2026/08/20 11:01
明徳義塾の馬淵史郎監督(左)、智弁和歌山の高嶋仁前監督(右)
高嶋仁監督時代は1学年10人の少数精鋭で、県外からの選手をほとんど取っていなかった。だが、中谷仁監督が就任すると3学年で40人と枠を広げ、野球留学生も増えた。
1回戦のスタメンの地元中学出身者を調べると、高嶋監督最後の2018年夏は9人中5人(55.6%)だったが、今夏は10人中3人(30%)。県外生を見ると、前者は全て近畿出身だったが、後者は近畿以外が4人いる。地元出身にこだわれば、プロで大成する確率は必然的に小さくなる。一方、全国から精鋭の集うチームになれば、その確率は上がるだろう。
「定説」は過去の話に…?
現状では「プロで大成しない」と見られる2校だが、一概にそうとも言えず、状況も徐々に変化している。
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「明徳義塾の馬淵監督は相手の配球や癖を徹底的に研究し、生徒に指導している。そのため、捕手はプロで成功しています。伊藤光(楽天)はオリックス時代にベストナインを獲っています。古賀優大(ヤクルト)はレギュラーを奪いつつあるし、いずれ1000安打も期待できます。智弁和歌山で言えば、今年のドラフトで渡部海(青山学院大)が1位指名されるでしょう。野村克也さんのもとで揉まれた中谷監督に捕手として鍛えられましたし、活躍するのでは。今大会を見ても、選手のスケールが大きいですし、プロで伸びる選手はどんどん出てきそうです」(杉本氏)
ジンクスはいつか破られる。10年後には、明徳義塾や智弁和歌山出身の選手が球界を席巻しているかもしれない。次に、12位タイを見てみよう。
〈つづく〉
