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甲子園名門「プロ野球で大成しない説」は本当か? 明徳義塾と智弁和歌山のナゾ…NHK解説者にズバリ聞いた“昔の定説”が生まれるまで
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岡野誠Makoto Okano
photograph byJIJI PRESS
posted2026/08/20 11:01
明徳義塾の馬淵史郎監督(左)、智弁和歌山の高嶋仁前監督(右)
「高校野球の強さは、監督のマネジメント力が大きく関係しています。勝敗の9割を占めると言っていい。試合の采配だけでなく、スカウティングや練習環境の整備などを含めた総合的な力です。明徳義塾や智弁和歌山は監督のマネジメント力で勝ってきたと思います」
明徳義塾…「選手の身長」
両校出身の選手はその事実を見過ごされ、「強豪出身なのになぜ活躍できないのか」と思われがちだ。一方、「プロで大成しない」説を生む要因として、監督のチーム作りの方針が考えられるという。
「明徳義塾の馬淵史郎監督は足の速い選手を起用し、1点ずつ積み重ねていく野球をします。必然的に、身長の低い子がレギュラーになりやすい。選手たちは自分のタイプを考えて高校を選ぶので、大柄な子は明徳義塾にあまり来ない。プロでは体格のいい選手がどうしても有利になるので、大成しづらい状況が生まれるのかもしれません」
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今大会1回戦のスタメン(10人)における明徳義塾と優勝候補・横浜の身長、体重を比較しよう。
【2026年夏の甲子園/1回戦のスタメン/明徳義塾と横浜の身長、体重比較】
○平均 【明徳義塾】171.8cm 66kg 【横浜】176.5cm 77.6kg
○身長160cm台 【明徳義塾】3人 【横浜】0人
○身長180cm台 【明徳義塾】0人 【横浜】2人
○体重60kg台 【明徳義塾】6人 【横浜】1人
○体重80kg台 【明徳義塾】0人 【横浜】4人
平均で身長4.7cm、体重11.6kgもの差があった。今大会注目の横浜のエース・織田翔希(福岡・足立中)は186cm、80kgと恵まれた体型をしている。横浜に限らず、昨今の強豪校は「パワー野球」の傾向を持つ。一方、全国からスカウトできるわけではない明徳義塾は、「スモールベースボール」で勝負せざるを得ないのかもしれない。
智弁和歌山…「県外出身選手」
智弁和歌山は、どんなチーム作りをしてきたのか。

