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「日本でいちばん“プロ野球の強打者”を生む県はどこ?」5位・東京、4位・千葉、ではベスト3は…1000安打達成者の出身地「長嶋茂雄が順位を動かした」

posted2026/08/20 11:04

 
「日本でいちばん“プロ野球の強打者”を生む県はどこ?」5位・東京、4位・千葉、ではベスト3は…1000安打達成者の出身地「長嶋茂雄が順位を動かした」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

柳田悠岐が出身の広島はベスト3位にランクイン

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岡野誠

岡野誠Makoto Okano

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プロ野球で一流打者の証と言える1000安打――その達成者328人を、47都道府県だけでなく、外国を含めた出身地別でランキング化。本編では愛知低迷の理由とベスト5の結果を考察した。【全4回の4回目】

 1000安打達成者の出身都道府県において愛知は6位に入った。長らくトップを走ってきた県であったが、現時点でベスト5に入れなかったのはなぜなのか。先に1000安打達成の50番目、100番目までの都道府県順位を見てみよう。

「1位だった」愛知…なぜ下落?

●1000安打達成者の50番目時点(1964年6月20日)

1位:7人 愛知
2位タイ:4人 京都、和歌山
4位タイ:3人 大阪、広島、福岡、台湾

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●1000安打達成者の100番目時点(1977年5月15日)

1位タイ:8人 愛知、大阪、広島、京都  
5位:6人 熊本  
6位タイ:5人 兵庫、和歌山、茨城

 愛知は74年までは単独トップを走っていた。しかし、木俣達彦(中日)が同年7月9日に達成して以降、約11年のブランクが空く。その後も平野謙(西武)が1989年9月24日に成し遂げた後、約10年誕生しなかった。現時点では2017年4月30日に打った大島洋平(中日)がラストになっており、6位まで下がってしまった。

甲子園で苦戦の愛知…なぜ?

 この衰退は、甲子園成績と相関関係がある。現在のように夏の大会に47都道府県が常時出場する以前、以降の春夏優勝回数を比べてみよう。

●1915年~1977年の春夏優勝回数

1位:15回 愛知
2位:10回 兵庫
3位:9回 広島
4位タイ:7回 愛媛、和歌山、大阪

●1978年~2026年の春夏優勝回数

1位:20回 大阪
2位:10回 神奈川
3位:7回 東京
4位:6回 和歌山
5位:5回 沖縄
6位タイ:4回 愛知、奈良

 愛知は1位から6位タイに下落。近年、夏は特に苦戦している。過去10年で初戦敗退が7回もあり、最高でベスト8進出(2022年のみ)に留まっている。

 これは、野球留学が関係しているかもしれない。47都道府県全てが出場できるようになると、甲子園に行きやすい地域に越境入学する生徒が増えた。

【次ページ】 順位を動かした「長嶋茂雄」

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