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「月給は4万5000円」「2度の戦力外」森保一監督が歩んだ挫折だらけの名将道…カラオケの十八番は?「福山雅治を歌える柄じゃ…」取材歴35年記者が見た素顔
posted2026/06/26 17:00
日本代表を3大会連続の決勝トーナメント進出に導いた森保監督
text by

久保武司Takeshi Kubo
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
日本代表はグループステージ最終戦でスウェーデンに1-1と引き分け、3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。「歴代最強」と言われながらも故障者続出などのピンチを切り抜けチームを率いたのが森保一監督だ。57歳の指揮官の素顔と人柄を、サッカー取材歴35年の久保武司記者が綴る。
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サッカー日本代表監督・森保一は『善き人』である。一度でも「縁」がつながれば誰もがそう話す。代表チームでもそれは変わらない。この4年間、参謀役だった名波浩コーチは「森保さんこそ、自分にとっての『BOSS』です」と言ってはばからない。
「代表合宿が終了すると、海外国内問わず、選手全員を玄関まで必ず見送ります。過去にそんな気を配る監督は誰一人としていませんでした」(チーム関係者)
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それでも本人は周囲が抱く『善き人』というイメージを明確にこう否定する。
「僕ほど冷酷な人間はいない」
このギャップこそが「森保一」そのものなのかもしれない。
梱包と荷造りから始まったプロの道
「W杯優勝」という、とてつもないミッションをたてた今大会でも自ら引き金を引いた。初戦の大一番・オランダ戦の4日前、左足の負傷が長引きフル参戦が難しくなった遠藤航主将に「チームから離脱してほしい」と自身の考えを告げた。ひとつ間違えれば大会前にチーム崩壊になりかねない決断である。

