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「ホンダとロナウドの思考回路は似ている」オシムが“愛ある本田圭佑への小言”を話した日「ビッグクラブ移籍…まだ早い」「右足は階段を登るためにしか」
posted2026/08/10 17:02
名将イビチャ・オシムが、日本代表で盤石の主力になっていた頃の本田圭佑について口にした“指摘”とは
text by

田村修一Shuichi Tamura
photograph by
Takuya Sugiyama
オシムが独自の視点から、さまざまなテーマを論じる「オシムの眼」。本田圭佑について「アフリカの太鼓のような凄いゴールを決める」とストライカーとしての実力を認めながらも、エゴイストに陥らないように注意すべきだとオシムは警告を発していた(※本記事は2011年7月配信の第1回、第2回から再構成しています)。
ホンダはアーティストに近い
本田はよりアーティストに近いというのが私の印象だ。エゴイストではないがアーティストだ。そこが大切で、選手はすべてができないといけない。
サッカーは団体競技である以上、監督がチームを作りあげねばならないし、その中でそれぞれの選手は役割を担っている。ひとつとして軽んじられるものではない。しかし彼が、他人のためにプレーすることが重要ではないと思うようならば、残念ながら個人主義者の選手ではない別の選手の方が重要であるし、そんな選手を使うべきだ。
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今の本田は、新聞に取り上げられはじめた若い選手たちのように、ひとりですべてをやろうとしている。彼はすでにスター選手だ。だからひとりでできると思っている。すべては自分のためにあると。だからシュートを打つのもゴールを決めるのも自分であると。
ロナウドの思考回路が似ているのは間違いない
クリスティアーノ・ロナウドの思考回路と似ているのは間違いない。
ふたりとも自分の能力に絶対の自信を持っているからだ。それが私の考えだが、もし彼らが自分自身を理解していなければ、彼らにとってとても難しい。本田は自分にできることとできないことを知ることが、彼の問題となるからだ。
自分にできないやり方でプレーしようとしたら、いいプレーなどできるはずがない。

