欧州サッカーPRESSBACK NUMBER
「国王と天皇皇后両陛下が一緒にご観戦」情報通オランダ記者が忠告…W杯初戦の要注意人物はファンダイクでもデヨングでもない「対処するならマエダの方が」
posted2026/06/12 11:03
日本代表にとって北中米W杯初戦の相手となるオランダ。オレンジ軍団の要注意人物とは
text by

クラース=ヤン・ドロッパートKlaas-Jan Droppert
photograph by
NurPhoto/Getty Images
オノもホンダもヨシダも…オランダとの縁
<北中米W杯オランダ代表メンバー>
GK:フレッケン、ルーフス、フェルブルッヘン
DF:アケ、ファンダイク、ダンフリース、ハト、ファンヘッケ、ヘールトライダ、ファンデフェン
MF:フラーフェンベルフ、デヨング、コープマイネルス、ラインデルス、デローン、ティル、クインテン・ティンバー、ウィーファー
FW:ブロビー、デパイ、ガクポ、クライファート、ラング、マレン、サマーフィル、ベグホルスト
北中米W杯グループFの幕開けを告げるオランダ対日本の一戦は、大会全体のグループ初戦のなかでも注目度の高い試合だ(グループCのブラジル対モロッコ、グループIのフランス対セネガル、グループLのイングランド対クロアチアと同様に)。人口約1800万人の小国ながらW杯で過去に3度準優勝している西欧の強国と、前大会でドイツとスペインを下した日出ずる国の代表チームの対戦は、両国の人々だけでなく、世界中の多くのフットボールファンに待ち望まれていることだろう。
オランダはかつて日本が鎖国している頃、欧州の国で唯一、交易を許されたように、両国には歴史的にも親密な関係がある。先ごろ、オランダの国王ウィレム・アレクサンダー──過去に国際オリンピック委員会委員を務めたスポーツを愛する王様──は、日本の天皇、徳仁陛下と皇后陛下をハウステンボス宮殿(オランダ王室所有の宮殿。長崎の同名のテーマパークはこれにちなんで命名された)に招き、日本時間6月15日5時にキックオフを迎えるこの一戦を、一緒に観戦すると明かした。
ADVERTISEMENT
フットボールの面でも、両国は近しい間柄にある。
日本のトップレジェンドのふたり、小野伸二と本田圭佑は初の海外挑戦の地にオランダを選び、前者は2002年にフェイエノールト・ロッテルダムで日本人選手として初めてUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を制し、後者は降格したVVVフェンロの1年でのエールディビジ復帰に大きく貢献した。日本代表の前主将、吉田麻也もフェンロから国外でのキャリアを歩み始めている。
オランダを知る5人のサムライの存在
そして今回のW杯メンバーには、冨安健洋、板倉滉(ともにアヤックス)、渡辺剛、上田綺世(ともにフェイエノールト)、小川航基(NECナイメヘン)と、エールディビジでプレーする5選手が選出されている。

