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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「彼は本当にワールドクラス」“サッカーの母国”でレジェンドたちが評価したW杯「日本代表選手」は誰だった?「彼のプレッシング能力は特別だ」
posted2026/07/24 17:45
W杯の準決勝で敗れたイングランド代表。戦前に日本代表と試合をしたこともあり、国内では日本チームの動向にも注目が集まっていた
text by

田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph by
Kaoru Watabe / JMPA
「W杯前の今年3月に行われた日本戦を見たが、日本がイングランドを圧倒していた。それで『イングランド、これでは優勝なんて無理だ』と思ったんだ」
90年W杯イタリア大会に出場した元イングランド代表MFのポール・ガスコインは、英紙『タイムズ』への手記でW杯をそう振り返った。主題はイングランド代表だった。フィル・フォーデンやコール・パーマーを招集しなかったトーマス・トゥヘル監督への不満を語るなかで、稀代の天才は突然、日本戦の記憶を持ち出した。
日本は優勝候補に置かれていたわけではないが、それでも今回のW杯で、英国における日本代表の見られ方は、かつてのような「規律正しく、よく走るチーム」という一括りの評価だけではなくなっていた。
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選手個々の能力の高さが論じられ、長い年月を生き抜いた選手に敬意が払われた一方で、強豪を倒して結果を残すべき段階に来たことも厳しく問われていた。
ブラジル戦の日本代表…解説は「引きすぎては駄目」
こうした変化を端的に示したのが、アンジェ・ポステコグルーの前田大然評だった。
横浜F・マリノスで前田を指導し、スコットランドのセルティックへ呼び寄せたのも、ポステコグルーだった。日本で異文化に触れた経験が自分を成長させたと語るオーストラリア人指揮官は、今大会、日本戦を担当する解説者として英国のテレビ局に度々出演していた。前田と久保建英の名前を挙げ、横浜F・マリノス時代の教え子がW杯の舞台に立つ姿を喜んでいた。
そしてブラジル戦のハーフタイム、日本が1−0でリードしてロッカールームへ引き揚げると、ポステコグルーは日本が自陣へ引きすぎることを警戒した。
「日本はここで引きすぎては駄目だ。適切にプレスをかけ続けていけば、ブラジルは非常に苦しむはずだ」

