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〈W杯日本代表26人予想〉三笘薫ケガの悲劇…メンバー入り絶望は本当か「板倉滉、冨安健洋、町田浩樹は?」「じつは唯一無二な長友佑都と菅原由勢」
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byGetty Images,Kiichi Matsumoto
posted2026/05/14 11:06
W杯1カ月前にケガを負った三笘薫。本大会出場は厳しいという見立てが増えた中で、メンバー構成を考える
安藤は1月にザンクト・パウリに加入してから3バックすべてのポジションでプレー。試合途中からウイングバックでプレーした試合もある。190cmの長身で、高さと強さに自信を持っており、合流直後のザンクト・パウリではチームメイトとほとんど一緒に練習していない中で臨んだテストマッチでも、自分の強みを表現していた。森保監督が選手に求めるのは、まずはその選手の持っている強さを表現することであり、その面でも監督の求める姿勢を持った選手だ。
瀬古については、空中戦の勝率が高い。フィジカル能力の高い選手の多いリーグアンでもトップ15位以内に入っている。本人が最もやりやすいと感じるのは左のセンターバックであるが、右でもプレーできて、ボランチとしても計算できるためメンバー入りは堅そうだ。
選出のカギを握る、実力者3人のコンディション
町田、板倉、冨安は、能力の高さや代表での貢献を考えると、ケガさえなければメンバー入りが確実な選手だ。森保監督は「メンバー発表の段階では状態が70~80%であっても、大会期間中に100%にもっていける見通し」があればメンバーに選ぶとしているが、3人の置かれた状況はそれぞれだ。
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町田は8月のブンデスリーガ開幕戦で左膝の十字靭帯を断裂したところから、今月に入ってチーム練習に完全合流した。所属するホッフェンハイムは最終節を前にCL出場権を勝ち点差なしでシュツットガルトと争うほどの高レベルのプレッシングサッカーを見せている。町田は開幕スタメンをつかむほどの立場にあったのだが、CLの出場権争いをしているチーム状況があだになり、メンバー発表前にベンチ入りを果たせなかった。その状況を森保監督がどうとらえるか。
板倉は背中などの慢性的痛みのため、1月25日の試合にボランチで途中出場を果たしたあと、3カ月近く戦列を離れた。4月12日には復帰して、2試合で先発し、1試合で途中出場。直近の試合はベンチで過ごした。ただ、先発した2試合はともにボランチとして送り出されており、これを森保監督がどう考えるか。
冨安は3月22日のフェイエノールト戦では左サイドバックとして圧倒的なパフォーマンスを見せるなど、ピッチに立てば違いを見せつけている。ただ、先発フル出場が1試合もないことに加え、4月12日のヘラクレス戦では開始13分でレッドカードを受け退場し、その後に出番がない。森保監督は冨安への高い評価はこれまでも度々口にしてきたが、果たして、どうなるか。怪我を抱える3選手の中でボランチを含めて、最も多くのポジションでプレーできることも強みではある。
攻撃の切り札が集うウイングバック候補
続いて、ウイングバックについて。

