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〈W杯日本代表26人予想〉三笘薫ケガの悲劇…メンバー入り絶望は本当か「板倉滉、冨安健洋、町田浩樹は?」「じつは唯一無二な長友佑都と菅原由勢」
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byGetty Images,Kiichi Matsumoto
posted2026/05/14 11:06
W杯1カ月前にケガを負った三笘薫。本大会出場は厳しいという見立てが増えた中で、メンバー構成を考える
確実:伊東純也、前田大然、堂安律、中村敬斗
怪我が問題なければ確実:三笘薫
チャンスあり:長友佑都、菅原由勢
その他の候補者:相馬勇紀、橋岡大樹、斉藤光毅、望月ヘンリー海輝、関根大輝、佐藤龍之介
上記の4人がメンバー入り確実であることに異論を抱く人はほとんどいないだろう。しかも、前田はセンターフォワードで、それ以外の3人はシャドーでもプレーできるため、彼らが同時にピッチに立つ時間帯があっても不思議ではない。前田はこのポジションでの出場時間こそ長くはないが、メンバー入りが濃厚だろう。彼の他にディフェンスラインの裏へ飛び出すのを得意とするのが後藤啓介くらいであることも関係している。
衝撃のケガ…三笘復帰の可能性を探るなら
そんな中で、5月9日の三笘の肉離れのシーンはあまりにショッキングだった。先月のイギリス遠征では2試合とも圧倒的なパフォーマンスを見せた三笘だが、直近の怪我を監督がどう判断するか。現状では日本の多くのメディアがメンバー入りは絶望としている。ただ、三笘の怪我からの復帰の可能性をギリギリまで探るため、他の選手に「三笘が間に合う場合にはサポートメンバーになる可能性がある」と伝えたうえで、一応のメンバー入りを打診する可能性はありそうだ。
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あとは、メンバー入りのチャンスが十分にある2選手について、森保監督がどう考えるか。
長友は、カタールW杯直後は招集されていなかった。彼に再び声がかかったのは、2024年3月のこと。その年の1月から2月にかけて行なわれたアジアカップでベスト8に終わる屈辱を味わったからだった。「熱量が足りない」と言われたチームに、代表で戦う誇りや魅力とは何かを言葉と態度の両方で示してきたのが長友だった。ベンチ入りメンバーから外れた試合でも、スタメンで出るかのようにピッチ入場口に構え、先発の選手たちを鼓舞する。
もちろん、ハーフタイムや試合後のロッカールームでもそれは変わらない。さらにホテルでは、これまで4度出場したW杯での経験を後輩たちに話している。参考にすべき話、過去に出た課題や失敗について説くこともある貴重な存在だ。2014年W杯のように本大会前にある程度の結果が出ながら、本番では結果が伴わなかった苦い経験もした。今回も大会前時点でドイツ、ブラジル、イングランドを破るなど2014年当時と似ている状況はあるゆえに、長友がチームにもたらせるものは大きい。何より、堂安律をはじめとした多くの選手が信頼を寄せ、その存在意義を説いている点も見逃せない。
菅原が持つ唯一無二の武器とは
菅原はどうか。森保監督は以下のように話している。

