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「アツトとバッタリ会ったよ」日本代表ブラジル撃破を目撃レオ・シルバがズバリ…評価するのは久保建英でも三笘薫でもなく「ウエダは才能に溢れている」
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/03/12 17:02
上田綺世の劇的な決勝点で、日本代表がブラジルに歴史的初勝利を挙げた一戦。J各クラブの中盤を取り仕切ったレオ・シルバも観戦に訪れていたという
「各クラブのアカデミー、そして各地の高校、大学から大勢の優秀な選手が育ち、今は欧州で100人を優に超える日本人選手がプレーしているというじゃないか。これは大変な進歩だ。アジアでは圧倒的で、世界を見渡してもこれほど急速に強化が進んでいる国は少ない。日本のフットボールが良い方向に向かっているのは確かであり、今後、さらに発展してもらいたい」
――現在の日本代表をどう評価しますか? 昨年10月、日本は強化試合で、前述した上田の決勝ゴールもあってブラジルを3-2で倒しました。
「実は、ちょうどこのとき日本へ行っていて、味の素スタジアムで試合を観戦したんだ。試合前から『今の日本は非常に強い。ブラジルを倒すことも十分ありえる』と思っていて、周囲の人々にもそう話していた。実際に、その通りのことが起きた」
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――この試合は、かつて鹿島アントラーズで(2018年から20年まで)あなたと一緒にプレーしていた内田篤人がテレビの解説をしていました。
「知ってるよ。実は試合後、スタジアム内でアツトとバッタリ会ったんだ。『やあ、レオ、元気かい』と言ってくれて、とても嬉しかった」
妻と3人の息子も日本が大好きなんだ
――日本へは時々、行くのですか?
「引退後、一昨年、昨年と二度行った。その度に、新潟と鹿島を訪れてクラブ関係者、かつてのチームメイト、さらには旧知の地元ファンと交流している。僕も妻、3人の子供たちも日本が大好きなんだ。今年か来年、家族全員で行く計画を立てている」
――日本代表は、2026年W杯で優勝を目指しています。
「2022年の大会でドイツとスペインを倒し、世界を驚かせた。その後もどんどん強くなっており、W杯アジア予選を圧倒的な強さで突破。そして、昨年10月のブラジル戦の大逆転勝利だからね。もはや世界中のフットボール関係者が、日本は侮れないと思っている」
――今年のW杯における日本代表の成績をどのように予想していますか?
「かなり厳しいグループに入ったと思うけれど、今の日本であれば世界のどこの国であろうと恐れる必要はない。一戦一戦勝ち進み、史上初となるベスト8以上の成績を成し遂げると予想している」
――ご家族は?

