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「日本代表…軽視など許されない」W杯初戦で激突オランダ代表監督が語り尽くす…森保ジャパン、オレンジ軍団の立ち位置「現実的な見方をするべきだ」

posted2026/06/10 06:03

 
「日本代表…軽視など許されない」W杯初戦で激突オランダ代表監督が語り尽くす…森保ジャパン、オレンジ軍団の立ち位置「現実的な見方をするべきだ」<Number Web> photograph by Soccrates Images/Getty Images,Kiichi Matsumoto

オランダ代表のクーマン監督。オレンジ軍団を率いる指揮官が、森保ジャパンを含めたW杯について語り尽くした

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アルトゥル・レナール

アルトゥル・レナールArthur Renard

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Soccrates Images/Getty Images,Kiichi Matsumoto

北中米W杯、サッカー日本代表が初戦で相まみえるのはオランダ代表だ。3度の準優勝を経験したオレンジ軍団は今、どんな状態にあるのか。5月に行われたロナルド・クーマン監督の会見を取材した現地記者がまとめた一問一答から、重要な証言が見えてくる。〈NumberWebレポート/全3回。翻訳:山中忍〉

CL決勝に見た“オランダ流”とは

――近年のサッカー界に見られる、全体的な進化や傾向についてはどう思われますか?

「非常にポジティブなものとして受け止めている。パリ・サンジェルマン対バイエルン(4月28日のCL準決勝第1レグ。5-4)が良い例だろう。両チームと両監督を理解している私にとっては、驚くような展開ではなかったが、サッカーの魅力溢れる一戦が実現された。ここしばらくの間では最高の試合だったかもしれない。決勝で実現すべきだったと言ってもよいだろう。それほど素晴らしかった。

 両軍の戦いぶりには〈オランダ流〉を彷彿させる部分も感じられた。攻撃的なサッカーのスタイルを世に広めたのは、リヌス・ミケルスとヨハン・クライフという、オランダが生んだサッカー界の偉人だ。ルイス・エンリケもバンサン・コンパニも、監督として素晴らしい仕事をしている。我々オランダ代表も、同じ姿勢で取り組んでいる。それにしても、あの試合での両軍のように、攻めも守りも、あそこまで積極果敢にプレーし続けることは容易ではない。あの一戦からは、それが可能なのだということを改めて教えてもらったような気がするよ」

W杯準優勝3回、タレント育成大国の苦悩

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――オランダは過去に3回、W杯決勝で涙を飲んでいますが、母国サッカー界の歴史と現状の立ち位置について、監督の意見を聞かせてください。

「オランダは、昔も今も有望なタレントには事欠かない。それが重要な要素であり、世界の中でも小さな一国が、サッカーの世界では大国となり得る理由でもある。若い選手にとっては、恵まれた環境だと言えるだろう。アマチュアとプロレベルの双方で、良質の指導と施設が用意されている。

【次ページ】 94年W杯の経験が語る北中米大会の現実

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