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プレミアリーグ5位→15位転落「こんなに崩れるとは…」ケガから復帰の鎌田大地が告白…長友佑都、香川真司とまさかの砂浜ダッシュ「復帰を早めた」 

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田嶋コウスケ

田嶋コウスケKosuke Tajima

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posted2026/02/11 17:14

プレミアリーグ5位→15位転落「こんなに崩れるとは…」ケガから復帰の鎌田大地が告白…長友佑都、香川真司とまさかの砂浜ダッシュ「復帰を早めた」<Number Web> photograph by AFLO

2月8日のブライトン戦、約2カ月ぶりに復帰したクリスタルパレス鎌田大地。三笘とのマッチアップ

「難しいグループだなと。ただW杯なんで、そんな簡単なグループはないと思う。でも正直、W杯のことはあまり考えてなくて。しっかりパレスでやらないと、W杯にも繋がらない。パレスで頑張らないとなって感じです」

 また3月末には、イングランド代表との強化試合が控える。試合会場は、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアム。同代表にはMFアダム・ウォートンやGKディーン・ヘンダーソンのチームメートの他、MFエベレチ・エゼ(アーセナル)やDFマーク・ゲイ(マンチェスター・C)ら元同僚も控える。鎌田は対戦を楽しみにしていると述べた。

「違うチームに行った選手もいますけど、パレスにはイングランド代表の選手が多い。彼らと会えるのはすごく楽しみです。ウェンブリーもすごく良いスタジアムで、素晴らしい経験、戦いになると思う。そこまで、しっかりと良いコンディションでいけたら」

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 そんな鎌田の強い精神力、前向きな姿勢を改めて感じさせたのは、「代表選手に怪我人が続出しています……」と尋ねた時だった。「冬の連戦が重なったタイミングでけが人が増えたとの見方もあるかと思います」と聞いてみると、鎌田は次のように答えた。

「連戦というよりも、事故的な(けがが多い)。僕自身も着地の仕方の部分だった。別にハムストリングに張りがあったとか、コンディション的な問題でなったわけではなく、不運だったと思います。(南野)拓実君も接触での怪我だった。

 この職業をやってる以上、いつかは怪我をするものです。それは運やタイミングの部分もあると思う。それよりも、そうなった時に、できるだけ早く帰ってくるとか、ポジティブなマインドでいるとか、前より違う部分で強くなって戻ってくるとか、そういうところがすごく大事。気持ちの持ちようは、すごく大事なことだと思ってます」

ブライトンファンの“強烈ブーイング”

 一方、ブライトンの三笘は敗戦後、呆然とピッチに立ち尽くしていた。この試合で、左足首の怪我から復帰後、リーグ戦4試合連続で先発フル出場となった。しかしチームの戦術がまったく機能せず、ブライトンはリーグ12試合でわずか1勝という厳しい状況が続いている。

 実際、試合終了のホイッスルが鳴ると、ホームのアメックス・スタジアムではブーイングが起きた。対するクリスタル・パレスは、国内リーグ10試合ぶりの勝利をアウェイに駆けつけたサポーターと喜んでいた。勝利の雄叫びをあげるパレスのサポーターたちとは対照的に、ブライトンのファンは足早にスタジアムを後にした。

 そんな中、ブライトンの選手一行は、ファンの声援に感謝するため場内を一周していた。三笘もスタンドに向かって拍手を送ったが、この時スタジアムに残っていたファンはすでに半数程度。空席の目立つスタンドに拍手を送る姿は、やはり見ていて辛かった。

 試合後の取材も、クラブ広報から「カオルが『無しで』と言っている」と手短に伝えられた。22年夏にブライトンに復帰した三笘にとって、チーム状況がここまで厳しくなったのは初めてのことだ。

 復帰で「ここから」と闘志を燃やす鎌田と、チームが勝てない状況に肩を落とす三笘──。様々な思いが交錯する、今回の日本人ダービーだった。

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