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厳格な体重管理に「暇さえあればお風呂で汗を…」新体操・サイード横田仁奈が語る“一糸乱れぬ演技”の舞台裏「他競技の選手はそんなに練習してないの?」

posted2026/01/27 11:03

 
厳格な体重管理に「暇さえあればお風呂で汗を…」新体操・サイード横田仁奈が語る“一糸乱れぬ演技”の舞台裏「他競技の選手はそんなに練習してないの?」<Number Web> photograph by Getty Images

ロンドン五輪、新体操の団体決勝で得点を見守るサイード横田仁奈さん(前列中央)らフェアリージャパンの選手たち

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石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

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Getty Images

 18歳でロンドン五輪に出場するなど新体操の日本代表として活躍してきたサイード横田仁奈さんのインタビュー。最終回は、一糸乱れぬ演技が要求される競技生活のリアルや、新体操普及への思いなどを聞いた。〈全3回の3回目/1回目2回目も公開中です〉

◆◆◆

 新体操団体はかつて2004年のアテネ五輪出場を逃したことをきっかけに、山﨑浩子強化本部長(当時)のもと方向性の転換を行ってきた。大きな大会の度に選抜チームを作ることをやめ、オーディションによって選手を選び、長期間の共同生活を送りながら大舞台を目指すという方針へと移行した。

 北京五輪後はさらに新体操王国の現地で練習を重ね、一流のノウハウを叩きこんだ。サイード横田さんら選手たちは、ロシアのサンクトペテルブルクに拠点を移し、ロシア人指導者のもと、過酷な練習の日々を送った。

28年ロス五輪へ…立て直しはかる新体操

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 昨年8月にはブラジル・リオデジャネイロで開催された新体操の世界選手権団体総合で日本は同種目初の金メダルを獲得した。2024年のパリ五輪は出場に届かずオリンピック5連続出場が叶わなかったが、2028年ロサンゼルス五輪に向けて立て直しをはかる中で快挙を成し遂げた。

「私たちの時代は海外に行き、海外のコーチに教わっていました。でも、今は日本を拠点に、日本人コーチのもとでトレーニングを積んでいます。そういった意味でも“日本らしさ”が前面に出ていたと思いますね」

【次ページ】 トレセンに“住み込み状態”で猛練習

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