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「生理が来た時は泣きました」元SKE48・大場美奈33歳が明かす“不妊治療の苦悩”…第一子を出産、救われた夫・石川柊太(ロッテ)の“ある言葉”
text by

谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byAsami Enomoto
posted2026/01/24 11:03
不妊治療を経て昨年5月に第一子を出産した大場美奈(元SKE48)
大場 不妊治療って、絶対に自分を責めちゃうんですよ。生理が来た時は泣いちゃうし、妊娠できないのは自分の体の中の問題なので。だから、たとえ離れていても“そばにいてくれてる安心感”が大事なんです。「諦めないで頑張ろう」という言葉が、今思うとすごく背中を押してくれた感じがします。慰めよりも一緒に歩いている感覚と言いますか。
――なるほど。それは育児にも言えそうですね。
大場 そうです。“協力”ではないんです。「ミルクあげといたよ」じゃない。
メンタル不調、「産後うつ」になりかけて
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――出産後の身体の変化は?
大場 私はメンタルにきてしまいました。野球選手は睡眠が大事ですから乳児と寝室を別にしなきゃいけないとか、誰かに頼りたい性格なのに、頼ることができない。普通は二人でやるけど、私は一人。誰も教えてくれないのかあ……と、いわゆる「産後うつ」になりかけました。区の検診でも引っかかっていましたし、もう無理!となった時に全部をシャットダウンしてしまったこともありました。
――今はお仕事復帰もされて。元気そうで何よりです。これからの目標はありますか。
大場 最近もう一つ夢ができたんです。
――夢?
大場 少し気が早すぎますが、主人に「引退セレモニー」をやってほしいとお願いしました。昨年、美馬(学)さんと森(唯斗)投手の引退試合を初めて観たんですけど、「こんな素敵な時間があるんだ、この世には」と感動しちゃって。お子さんが駆け寄っていくシーンを見て涙が止まらなかった。母親になったからかわからないですけど、すごく羨ましいなあと。野球のことで何かお願いすることなんてほとんどないですけど、初めて「これやってほしい」と言いました。
――でも、選ばれし者だけに許されるものでもある……。
大場 もちろん、それはわかっています。アイドルを卒業する時に、大箱(大きなライブ会場など)で卒業コンサートができるかどうかに近い感覚ですよね(笑)。そのためには長く、ファンにも球団にも愛される活躍をしてもらわないといけないですから。今年も子どもを連れてZOZOマリンに応援に行きたいと思います。
〈第1回〜3回も公開中〉


