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「生理が来た時は泣きました」元SKE48・大場美奈33歳が明かす“不妊治療の苦悩”…第一子を出産、救われた夫・石川柊太(ロッテ)の“ある言葉”
posted2026/01/24 11:03
不妊治療を経て昨年5月に第一子を出産した大場美奈(元SKE48)
text by

谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph by
Asami Enomoto
◆◆◆
不妊治療の公表「野球選手は遠征が多くて…」
――出産のことも聞かせてください。大場さんは不妊治療をされていたんですよね。
大場美奈(以下、大場) 野球選手は遠征が多くてスケジュールがまったく合いません。1カ月に1回の排卵の時期に主人が家にいるとは限らない仕事です。でも、そのたびに周期を逃していたら、1年に何度チャンスがあるの?ってなります。排卵日と登板日が被らない日、じゃないですけど(笑)。妊活を始めた時はお互いに30歳を超えていた。でも野球にストレスを与えたくない。私の性格的にも誰かに頼りたいし、何かを示してもらえたほうが良かったのでクリニックと計画的に進めることにしました。
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――あえて公表した理由は。
大場 もともとは子どもが生まれてから報告すればいいと思ってたんです。でも不妊治療をする中で、他人の妊娠報告の投稿を見ることが辛い時期がありました。それを主人に漏らしたら「なんで『ネガティブ』のほうを気にするの?」と言われて、ハッとしました。たしかに不妊治療を始めてから、それに関する情報や悩みを発信してる人にすごく励まされていたし、助けてもらったな、と。「自分にプラスになったことを真似したほうがいい」と主人に言われて前向きに考えるようになれたんです。それで妊娠発表と同時に、不妊治療をしていたことも報告しました。
――お仕事はどうしていたんですか?
大場 一度、妊活のせいで仕事を逃してしまったことがありました。その時は少し落ち込みましたね。でも、私たち夫婦は3人子どもが欲しいと話し合っていたので、止まっている時間はなかった。だからいったん仕事は諦めて、妊活の優先順位を上げようと。結局、自然妊娠が叶わず、人工授精1回目で妊娠が成立しました。体外受精も検討しましたが、身体への負担もあって怖かった。そもそも不妊治療は痛みも伴うし、精神的にもダメージがある。だから、主人の言葉には本当に感謝しています。「病院に一緒に行けなくてごめんね」「行ってくれてありがとう」。“横並びの感覚”がうれしかったです。
不妊治療中に…夫の言葉「諦めないで頑張ろう」
――横並びの感覚?

