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原晋監督から「十分、力はついている」と賛辞も…青学大“ナゾの次世代エース候補”「和歌山のケンシロウ」とは何者か?「もう1回、山を目指したい」 

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和田悟志

和田悟志Satoshi Wada

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posted2026/01/23 06:00

原晋監督から「十分、力はついている」と賛辞も…青学大“ナゾの次世代エース候補”「和歌山のケンシロウ」とは何者か?「もう1回、山を目指したい」<Number Web> photograph by Satoshi Wada

年始の箱根駅伝ではルーキーながら青学大の16人メンバーに名を連ねた上野山拳士朗

「都大路(全国高校駅伝)の1区は7kmまで上りが続くんですが、そこまでは(上位集団に)付いていけました。下りで順位を落としてしまったんですけど」

 上野山自身、上りの走りには得意意識を持っていた。

 全国大会の出場実績があるとはいえ、同期は全国から集った猛者ばかり。上野山の高校時代の5000mのベストは14分13秒92だが、同期には九州学院高校出身の榅山一颯を筆頭に13分台が5人もいた。

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 入学時の実績で言えば、上野山は決して目立つほうではなかった。

 もちろん本人の努力があってのことだが、失礼を承知で言えば、大学入学から8カ月後に箱根駅伝のメンバー入りを果たしたのはサプライズにも映った。もっとも、上野山自身も、1年目からメンバー入りできるとは、入学した時には「想像できていなかった」と言う。高校時代の持ちタイムだけで行く末を占うことはできない好例と言えるだろう。

「夏合宿ではケガなく100%練習を消化」

 上野山が急成長を遂げたのは夏合宿が明けてからだった。

「メンバー入りできた一番の要因はMARCH対抗戦だと思いますが、夏合宿ではケガなく100%練習を消化できました。それがMARCH対抗戦の走りにもつながったと思います」

 ひと夏を越えて、出雲、全日本とメンバー争いには絡めなかったものの、記録会では着実に結果を残し続けた。

【次ページ】 原監督からは「十分、力はついている」

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