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原晋監督から「十分、力はついている」と賛辞も…青学大“ナゾの次世代エース候補”「和歌山のケンシロウ」とは何者か?「もう1回、山を目指したい」
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和田悟志Satoshi Wada
photograph bySatoshi Wada
posted2026/01/23 06:00
年始の箱根駅伝ではルーキーながら青学大の16人メンバーに名を連ねた上野山拳士朗
「先輩方が結構強かったので、ちょっとビビってしまいました。気温もちょっと高かったので、走り自体はあまり良くなかったですね」
46位と下位でタスキを受けながらも区間30位と奮闘したものの、自身にとっては少しほろ苦い結果になった。
原監督から「キーマンのひとり」に挙げられ…
上野山は1年生にして、今年の箱根駅伝で16人のエントリーメンバーに名前を連ねた。常勝軍団・青学大でエントリーメンバーを勝ち取るのは決して容易なことではない。結局、当日変更となり出走は叶わなかったものの、原晋監督が大きな期待を寄せる選手であることは間違いない。
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現に、昨年12月10日の箱根駅伝監督トークバトルでは、上野山、松田祐真、石川浩輝と3人の1年生の名前を「山上り、下りの候補」としてキーマンに挙げていた。12月29日の区間エントリーでは上野山は2区、松田は5区に登録されたが、結局、当日変更で2人は出走することができなかった。青学大の1年生で箱根を走ったのは、6区3位と好走した石川だけだった。
上野山は和歌山北高校出身。高校時代は1500mでインターハイに出場し、U20日本選手権では3000mで7位入賞の実績がある。また、全国高校駅伝では2年時に3区、3年時に1区と重要な区間を担った。
全国男子駅伝には3年連続で出場し、高1の時には、青学大の先輩に当たる若林宏樹とのタスキリレーを行なっている。その若林は憧れの存在。いつしか若林が担った箱根5区を志すようになった。

