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今井達也を激変させた“重要人物”…アストロズと電撃合意から10日後、なぜ今井は福岡を訪れたのか? プロ野球選手もゴルファーも集結“ある合宿”に密着
posted2026/01/22 11:05
今季からアストロズでプレーする今井達也。現地1月1日(日本時間2日)に契約合意が発表された
text by

田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph by
Getty Images
新年早々にヒューストン・アストロズへの移籍が電撃決定した今井達也。現地で慌ただしく契約と入団会見などを行って帰国したのは1月7日だった。
「本当にバタバタで。正直、いつヒューストン行きの飛行機に乗ったのか、ヒューストンに着いてからどこに行って何をしたのか記憶が混同している部分もあるんですよね」
正直、心身ともにクタクタになっていた。
今井を激変させた「先生」とは
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それでも今井は帰国から4日後、羽田発福岡行きの便でまた空を飛んだ。なぜ福岡なのか。
目的はただ1つ。2023年1月以来この時期に欠かすことなく足を運んでいる、アスリートコンサルタントの鴻江寿治が主宰する合宿、通称「鴻江キャンプ」に参加するためだった。
鴻江は、人間の体を骨盤の開き方によって大きく分けると、猫背型の「うで体」と反り腰型の「あし体」の2つのタイプに分かれるという独自の鴻江理論を開発。それぞれのタイプで適した体の動かし方があり、タイプに合った体の動かし方や道具を使うことで、アスリートはより良いパフォーマンスを発揮し、一般人も日々をより良く元気に過ごしケガや病気を予防することが期待できると提唱している。
今井の野球人生は、鴻江と出会って激変した。
作新学院高校時代は3年生夏の甲子園で優勝投手となり、西武にはドラフト1位で入団。鳴り物入りでプロの世界に飛び込んだのだが、なかなか思うような活躍は出来なかった。プロは甘くないといえば当然だが、プロの厳しさというよりも己の能力を発揮しきれていないように見えた。

