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甲子園の風BACK NUMBER
昨夏の甲子園出場校が「まさかの閉校」に…東大阪大柏原監督が語る理事長からの“意外な言葉”「数年前から噂が…このままでは終われないですよ」
text by

沢井史Fumi Sawai
photograph byJIJI PRESS
posted2026/01/13 06:00
昨夏、大阪府大会決勝で大阪桐蔭を破り、14年ぶり2回目の甲子園出場を果たした東大阪大柏原だが、2029年度での閉校が決定した
土井監督によると、昨秋の府大会が終わった10月上旬、村上靖平理事長から夏の甲子園への感謝の意を伝えられたのち、募集停止の話を直接聞いたという。
「2、3年くらい前から『(東大阪大)柏原がなくなるんじゃないか』という噂が校内には流れていたんです。経営改革による人員削減とかそういう動きもあったみたいなんですけれど、柏原高校の上層部の方がどんどん(系列校の)敬愛高校に移っていたので」
身の回りに起こっていた変化を感じつつ、いざ現実を告げられると当初は「閉校」という言葉にピンと来なかったという。
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「“閉校”と“廃校”の違いが分からなかった、というのもあったんですけれどね。最初に柏原高校が閉校すると言われた時、僕の感覚では(柏原の組織の一部が)敬愛高校にくっついていくのかなと思ったんです」
突然の閉校決定…理事長からかけられた「意外な言葉」
ただ、話を聞いていくとどうやら自身の認識違いであることが分かった。村上理事長からは閉校することを告げられた後、こう問いかけられたという。
「理事長先生から『土井君は(閉校について)どう思っている?』って僕にお伺いを立てていただいたんです」
そんな理事長からの問いかけに対して、土井の口を衝いたのは意外な言葉だった。
<次回へつづく>

