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甲子園の風BACK NUMBER
昨夏の甲子園出場校が「まさかの閉校」に…東大阪大柏原監督が語る理事長からの“意外な言葉”「数年前から噂が…このままでは終われないですよ」
posted2026/01/13 06:00
昨夏、大阪府大会決勝で大阪桐蔭を破り、14年ぶり2回目の甲子園出場を果たした東大阪大柏原だが、2029年度での閉校が決定した
text by

沢井史Fumi Sawai
photograph by
JIJI PRESS
昨夏、激戦区大阪代表として甲子園に出場した東大阪大柏原高校の野球部。ところがその歓喜からわずか数カ月後、突然「閉校」のニュースが報じられたのだ。果たしてその一報を殊勲の野球部監督はどんな風に受け止めていたのか。本人の胸の内を聞いた。《NumberWebインタビュー全2回の1回目/つづきを読む》
2025年7月27日。大阪大会決勝で延長10回タイブレークの末、大阪桐蔭を6-5で破った試合後、優勝インタビューに応じた東大阪大柏原の土井健大監督の声が南港球場に響いた。
「やったぞー!」
高揚し、思わず発した指揮官の大声が、スタンドの歓声と熱気に包まれる。
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「相手がいるのにあんなに感情を爆発させて……とも言われましたけれど、そりゃ爆発させたくもなりますよ。それくらい、ずっと(大阪桐蔭に)勝てていなかったですから。もちろん、相手ありきの試合ですけれど、ああなったのはもう、色んな思いがありましたからね」
抑えきれなかった思いを感情の勢いのまま吐き出した当時のことを土井監督は回顧する。
昨夏の甲子園出場校が…2029年春の閉校が決定
だが、その歓喜の時からわずか数カ月後の12月中旬に、衝撃のニュースが高校野球界に走った。東大阪大柏原高が27年度から生徒募集を停止し、29年春には閉校するというのだ。
その後、柏原高校で功績がある野球部とバドミントン部が兄弟校の東大阪大敬愛高に移行することが決まっていることが報道されたが、土井監督は今回の事態をどのように受け止めたのだろうか。

