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青学大・原晋監督も警戒? 箱根駅伝“往路優勝”目前で暗転「悔しい4位」早大が強力ルーキー加入で狙う優勝…来季主将は「復路で好走の“一般組”」
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和田悟志Satoshi Wada
photograph byYuki Suenaga
posted2026/01/07 11:00
往路優勝目前だった早大は総合4位での大手町ゴールとなった。強力ルーキーが加入する来季は優勝候補の一角として臨むことに
アンカーの瀬間元輔(2年)は、1年時から三大駅伝にフルエントリーされながらもなかなか出番がなかった選手。今回の箱根が大学駅伝デビューとなった。
瀬間はオーバーペース気味に前を走る中大を追い、一時は3位に浮上した。だが、後方から追い上げた順大の山本悠に抜かれ、結局大手町には総合4位でフィニッシュした。
「選手たちは本当によく頑張った。それぞれ、調子が良い・悪いなりに頑張ったので、100とは言わないですけど、力を出し切ったと思います。
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ただ、もっともっと私自身が指導力を磨かなきゃいけないかなと感じました」
2011年から遠ざかる箱根駅伝の総合優勝は次回への持ち越し。花田監督は選手たちを称えつつ、課題を口にしていた。
しかしながら、就任以来“圧倒的な個”の育成を掲げてきて、今季は山口智規や工藤が結果を残し、ルーキーの鈴木も高校時代から一段成長した走りを披露した。結果的にレース後には、3連覇を果たした青学大の原監督からもテレビ番組で来年のライバル校として「早大、国学院大、中大」と真っ先に名前を挙げられていた。
箱根駅伝の優勝は…「チームの一つの目標」
一方で、箱根駅伝を勝つことに特化したチームづくりもできたはずだが、花田監督はそれをしなかった。来季は強力なルーキーも加わるが、その指導方針を変えるつもりはない。
「もちろん箱根駅伝の優勝というのもチームの一つの目標ではありますけども、やはり圧倒的な個を作り、それが集結して箱根で勝つという、そういうチームを作っていきたい。箱根の先の、世界を目指したチーム作りというのは、ブレないようにしたいなと思います」
箱根駅伝で圧倒的な強さを誇る青学大とはまた違ったアプローチで、近い将来、箱根の頂点を狙いにいくつもりだ。

