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マスクの窓から野球を見ればBACK NUMBER
青森「無名の県立高」出身→アメリカの大学へ編入報道…最速159キロ“ドラ1候補”仙台大・佐藤幻瑛って何者? 元チームメイトが振り返る「異端の肖像」
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph byShigeki Yamamoto
posted2025/12/18 11:00
最速159キロの直球を誇り、来年のドラ1候補でもあった仙台大3年の佐藤幻瑛。アメリカの大学への編入が報じられた剛腕とは何者なのか
投手だけで50人も60人も在籍しているといわれる仙台大なら、びくともしないのか。いやいや、そんなことはない。1年時からローテーションの一角、エース格として奮投してきた剛腕である。困らないわけがない。
実はこの秋の仙台六大学リーグ戦は、混戦を通り越して、乱戦の様相を呈していた。
たいていは東北福祉大と仙台大の「2強」が最終週に対決。それが事実上の優勝決定戦になることが、今まではほとんどだった。
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それがこの秋は、その2強がどちらも東北学院大から勝ち点を奪われる波乱が起こると、今度はその大健闘の東北学院大が、なんと東北大に連敗するというさらなる大波乱だ。
優勝争いが混沌としたまま、最終週の「決戦」を迎えていた。
そんな中で、仙台大のエース・佐藤幻瑛(3年・180cm90kg・右投右打・青森柏木農業高)は、最終週前までの5試合26イニングを17安打31奪三振10四死球、防御率0点台と、ほぼ完璧なピッチングを続けていた。
元チームメイトが語る「投手・佐藤幻瑛」とは?
投手のことは、向き合ってボールを受ける「捕手」に訊くにかぎる。
坂口雅哉捕手(現・日本製紙石巻)は、佐藤幻瑛投手が仙台大に入学した当時から、レギュラー捕手としてバッテリーを組んでいた。
「幻瑛は自分のピッチングのレベルを上げるためには、何でもやるヤツなんで」
果たして、先輩捕手が語ったその姿とは――?
<次回へつづく>

