「こっちに連れ戻すのはNGでしょう」佐々木麟太郎“ドラフト1位指名”を見た他球団スカウトが思わず語った胸中は？「ようやく風穴を開けたんだから…」

　今年のドラフト会議で最大のサプライズだった「佐々木麟太郎選手1位指名」。

「異例の指名」だけにスカウトたちの口も重かったが、興味深い見解を示してくれたスカウトの方がいた。

　その方はスカウト活動の中で出会ったある強豪校の高校球児（プロ志望届を提出してすでに退部していた）にこんな話をされたのだという。

2球団から1位で指名された佐々木麟太郎。果たしてその決断やいかに　©Getty Images

ある強豪野球部員の言葉「他の運動部のやつらは…」

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「自分たち、甲子園とかプロ野球とか、一応の目標はあって、それに向かって頑張ってきましたけど、なんか足りないよねって同じ3年生たちで話していたのが、他の運動部のやつらは、とりあえず国体とかインターハイとか当面の目標を持ちながら、究極の目標は＜オリンピック＞であり、＜世界＞なんですよ。実際に、口に出してオリンピックを目指しているヤツもいるし、世界、世界って、すごく言うんですよ」

　スカウト氏、黙って聞き入ってしまったという。

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