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写真集が大反響、人気急上昇のウラで…ビーチバレー“のあまゆ”はなぜ解散したのか? 菊地真結24歳が打ち明けた「衣笠乃愛との関係性」「日本代表を目指したい」
posted2026/01/10 11:03
春高ヒロイン→ビーチバレーで活躍する菊地真結のインタビュー(第3回)
text by

吉田亜衣Ai Yoshida
photograph by
Asami Enomoto/Kazuaki Matsunaga
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7年間続いた『のあまゆ』はなぜ解散したか?
共栄学園高時代から7年間、『のあまゆ』としてともに歩んできた菊地真結と衣笠乃愛。2025年春、ビーチバレーのパートナーシップを解消した。なぜ、その決断に至ったのだろうか。
「最初、私たちがプロになって乃愛とやっていこうとなった時、まだ全体的なレベルもわかっていなかったところもありました。最初目標に掲げていたのは、サテライト(国内最高峰ジャパンツアー下部大会)で優勝。ジャパンツアーや海外の大会は出られたらいいね、というくらいの気持ちだったんです。
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けれど1年目、私は酒井春海(甲斐組)さんと組ませてもらって、ジャパンツアーにガンガン出られた。3位ですけど表彰台に立てた。優勝したチームとも“負けたけれど勝てそうな試合”を経験していくうちに、自分の中での目標のレベルが1個上がりました。それからは表彰台の高いところに上りたいなとか、海外に行っても通用する選手になりたいなとか、考えが変わっていきました。乃愛はその間、復帰に向けてリハビリをがんばっていたので仕方ないんですけど、方向性というか目標がちょっと違うかなと思いました」
菊地が今明かす「衣笠との青春」
衣笠とも、方向性についてはよく話し合ったという。
「ビーチバレーは2人で戦うので勝てない時、うまくいかない時に衝突することも多いと思うんですけど、乃愛とは一度も衝突したことがなかった。それは私たちがビーチバレーを楽しみたい、自分たちで考えてやりたいとかそういう気持ちが大きかったからだと思います。だから7年も長くできたのかなと。だけど、お互いどうしていきたいか話し合った時は、2人ともちょっと頑固というか、それぞれ思っていることは貫き通したいタイプなのでどっちも折れなかった。結構長い間、話し合いをしていました」
菊地はここが分かれ道だと判断した。話し合いの結果、それぞれの道を歩むことにはなったが、衣笠は「何も言わなくてもなんとなく通じる」心友だ。
「大学時代は部屋も隣で、夜ちょっとお腹が空いたなと思ったら、1人だったら外に行かないけど、隣にいる乃愛を誘ったら行くかな、という感覚で一緒に散歩してすき家に行ったり(笑)。サウナとか映画とか。全然気を遣わないのでずっと話せて遊べる友達ですね」
その関係は今でも変わらない。コート外では『のあまゆ』として仕事をすることもあるし、スポットでペアを組むことだってある。


