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「あれ、スネルの顔色がおかしい…」NHK解説者が見たドジャース・スネルの“異変”…攻略を先導した「愛されキャラ」のある選手とは 

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小早川毅彦

小早川毅彦Takehiko Kobayakawa

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posted2025/10/27 17:51

「あれ、スネルの顔色がおかしい…」NHK解説者が見たドジャース・スネルの“異変”…攻略を先導した「愛されキャラ」のある選手とは<Number Web> photograph by Getty Images

ワールドシリーズ第1戦に先発したスネル。小早川氏がスネルの異変に気づいたのは、その「目元の顔色」だったという

 アウトローとインハイを組み合わせて狙いを絞らせない、という厳しい攻めをされるなかで、いかに自分のスイングをできるボールを待てるかというところでしょうね。捉えれば、第1戦のホームランのように、常人には理解できないほどのパワーが発揮されますので。

サイ・ヤング賞の2人をどう攻略するか?

 第3戦、第4戦ではブルージェイズはマックス・シャーザー投手、シェーン・ビーバー投手を先発させてきます。シャーザー投手はサイ・ヤング賞3回の大投手、ビーバー投手も2020年に同賞受賞の実力者。レギュラーシーズンではフルには活躍できませんでしたが、ポストシーズンのここぞという試合ではこれ以上ない難敵といえるでしょう。

 球威こそ昔より多少は落ちているかもしれませんが、制球、球種のコンビネーションといった投球術では相変わらず素晴らしいこの2人を攻略するためには、ドジャースには粘りが求められると見ています。決して今が淡白だというわけではないですが、それこそブルージェイズのふり見てわがふり直せというか、いっそう粘ってつないでいく。

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 ムーキー・ベッツ選手なんかは、ホームランは出ていませんが、フォアボールを取る、単打でつなぐ、守りも含めて、粘りや集中力を見せていますね。そうした姿勢がチーム全体にさらに必要になるのではないでしょうか。

 互角の戦いの両チームですから、ロサンゼルスでもいっそう緊迫した盛り上がる試合になると思います。日本人選手3人はもちろん、全選手から目が離せませんね。

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