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核心にシュートを!BACK NUMBER
「ブラジルに勝ったくらいで、はしゃがない」“鎌田大地語録”も久保建英も上田綺世もクールだった…「練習試合なのでね」日本代表ウラ話
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2025/10/18 11:02
ブラジル戦後の鎌田大地と久保建英。“仲良し”で知られる2人を含めた、歴史的初勝利後のエピソードとは
「前が空いているなら(そこを上手に使おう)、という感じでプレーしていました。ただ、ブラジルは2人のセンターバック(*レアル・マドリー所属のミリトンと、アーセナル所属のガブリエウ)が出ていれば、また違った展開になっていたと思う。練習試合なのでね。彼らには、もっとクオリティーのある選手もいますし。そこら辺が出れば全然変わってくるんじゃないですか?」
彼らしい“語録”を残した鎌田も久保も、もちろん上田らも今回の勝利に貢献できたことを素直に喜んでいる。
ただ――。
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W杯優勝という目標を掲げる以上は、喜びを爆発させるにはまだ早い。そんな冷静な認識も彼らにはある。
ブラジル相手に初めて勝利をつかんだことよりも、現状に喜びすぎない選手が何人もいたという事実こそが、あの夜の収穫だったことを見落としてはいけない。
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