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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
“突破有力校”はどこ? 箱根駅伝予選会2025を大予想する! 本命は「本大会7秒差でシード権逃した名門」「本大会経験者6名が登場のあの大学」か
posted2025/10/17 11:15
箱根路へ、予選会を突破するのは……? 写真は昨年の予選会を走り、101回箱根本大会で7区2位だった順大・吉岡大翔
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph by
Nanae Suzuki
第102回箱根駅伝予選会が18日、開催される。
午前8時30分に立川市の陸上自衛隊立川駐屯地からスタートし、ハーフマラソン(21.0975キロ)を走り、国営昭和記念公園内のゴールを目指す。各校最大12人の出走者のうち、上位10人の合計タイムを争い、出場42校中、本大会に生き残れるのはわずかに10校のみ。非常に狭き門だ。
第101回箱根駅伝の予選会は、10位の順大と11位の東京農大の差がわずか1秒差で明暗を分けた。今回も1秒に笑い、1秒に泣く非常にシリアスな予選会になりそうだ。果たして、どのチームが箱根路を駆けることができるのだろうか。
突破有力校をデータから予想する
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予想のベースになるのが、前回の箱根予選会と本戦の結果、5月の全日本大学駅伝地区選考会の結果、各校の上位10名の10000mの合計タイムだ。
箱根予選会と箱根駅伝本戦、そして全日本予選会の結果を重視するのは、大きなプレッシャーが掛かる中、力を出し切る強さがあるか否かを判断するのに好材料になるからだ。合計タイムは、陸上を戦う上でごまかせない重要なものであり、編成されたチームの実力指数を計るものになる。
箱根駅伝の前哨戦と言われるのが11月2日の全日本大学駅伝だが、5月に開催された今季の予選会で関東地区選考会を突破したのは、トップ通過が中央大、2位大東文化大、3位順大、4位日本大、5位東海大、6位中央学院大、7位日体大の7校だった。このうち中央大は、シード校なので箱根駅伝の予選会には出場しない。
全日本予選会は、10000mを各組2名ずつ計4組の合計タイムで争われるが、出走者8名で平均28分台にまとめたのは、大東文化、順大、日本大の3チームだった。

