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「何すればええん? という感じで」2年前の胴上げ投手が苦悩…オリックス・山崎颯一郎「肩甲骨と鎖骨周辺の2箇所が肉離れ」から剛球復活の舞台裏 

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米虫紀子

米虫紀子Noriko Yonemushi

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posted2025/10/03 11:17

「何すればええん? という感じで」2年前の胴上げ投手が苦悩…オリックス・山崎颯一郎「肩甲骨と鎖骨周辺の2箇所が肉離れ」から剛球復活の舞台裏<Number Web> photograph by KYODO

CSに向けて頼もしい右腕が戻ってきた 

 ただ、完全体までにはまだもう少し。28日の楽天戦では、10-3と大量リードした9回に登板し、浮いたフォークを捉えられるなど3安打、1四球で2点を失った。

3位から目指す“下剋上”のキーマン

 厚澤和幸投手コーチは、翌日こう分析した。

「調子云々ではなく、やっぱりリリーフは入り方が難しくて、今の颯一郎は、切羽詰まった状況、お尻に火がついた状況のほうが力を発揮しやすい。イニングの頭の、ランナーも何もない状況からそれができるようになったら本物だと思います。

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 でもボールは、まっすぐも変化球も本当によくなっている。フォークはバッターが嫌がるフォークになっていますし。だから入り方を改善できたら、いよいよかなと思いますね。だけど颯一郎のことだから、また違うことやるんじゃないかと思って、こっちはドキドキしていますけど(苦笑)。今のいい状況を続けて、本当に掴むまでは、目が離せません」

 そう危惧していたが、山崎は揺らいでいなかった。

「この選手には(フォークを)落としきったほうがいい、この選手にはゾーンでいい、という部分を、昨日は間違えたかなと。そこだけ間違えないようにしていきたい。状態は悪くないので、変えずにいきます」

 シーズン前半は次々に選手が離脱し手薄になった中継ぎ陣も、岩嵜翔の加入や才木海翔の成長で立て直し、シーズン終盤には椋木蓮や横山楓、入山海斗らも存在感を発揮。加えてポストシーズンの経験豊富な山崎が本領発揮すれば、盤石になる。

 オリックスにとっては初めての、3位から臨むCS。下剋上での日本一に向け、希望はある。

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